概要:
1年生で学んだ運動に加えて,等速円運動と単振動,剛体の運動について学ぶ.また,熱力学の基礎として,温度と熱,理想気体の法則,気体の内部エネルギーについて学ぶ.
授業の進め方・方法:
学生の理解度に応じて,授業計画を変更することがある.教員単独で,講義および演習を実施する.
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておくこと
(授業外学習・事後)授業内容の復習を行うこと
注意点:
定期試験80点、平常点(小テスト・宿題など)20点とし,合計50点以上を合格とする.評価が50点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を50点とする.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
等速円運動1 |
ガイダンスおよび物理学Iの復習を行う.等速円運動の公式を導き,基本的な問題を解くことができる.
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2週 |
等速円運動2 |
等速円運動の標準的な問題を解くことができる.
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3週 |
等速円運動3 |
等速円運動の応用問題を解くことができる.
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4週 |
単振動1 |
等速円運動と単振動の関係を説明できる.単振動の公式を導き、基本的な問題を解くことができる.
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5週 |
単振動2 |
単振動の標準的な問題を解くことができる.
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6週 |
剛体の運動1 |
剛体とは何か,および剛体の重心と剛体にかかる力のモーメントの意味を説明できる.
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7週 |
剛体の運動2 |
剛体について,力のつりあいを用いた問題を解くことができる.
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8週 |
万有引力 |
万有引力の法則を使った基本的な問題を解くことができる。
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
講義中に扱った演習問題の類題を出題する.
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10週 |
中間試験解説, 温度と熱1 |
中間試験の解説を行う.セシウス温度と絶対温度の関係,熱量と熱エネルギーについて説明できる.
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11週 |
温度と熱2 |
熱と仕事の関係および熱量の保存則を学び,基本~標準的な問題を解くことができる.
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12週 |
理想気体の状態方程式 |
理想気体の状態方程式について復習し,基本~標準的な問題を解くことができる.
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13週 |
内部エネルギー |
内部エネルギーの公式について説明でき,基本~標準的な問題を解くことができる.
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14週 |
熱力学第一法則 |
熱力学第一法則について説明でき,基本~標準的な問題を解くことができる.
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15週 |
期末試験 |
講義中に扱った演習問題の類題を出題する.
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16週 |
前期まとめ |
前期期末試験の解説を行い,成績評価を確認する.
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 物理 | 周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。 | 2 | 前4,前5 |
単振動における変位、速度、加速度、力の関係を説明できる。 | 2 | 前4,前5 |
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。 | 2 | 前1,前2,前3 |
万有引力の法則から物体間にはたらく万有引力を求めることができる. | 2 | 前8 |
万有引力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 2 | 前8 |
力のモーメントを求めることができる。 | 2 | 前6,前7 |
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。 | 2 | 前6,前7 |
重心に関する計算ができる。 | 2 | 前6 |
熱 | 原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について説明できる。 | 2 | 前10 |
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。 | 2 | 前10 |
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。 | 2 | 前11 |
熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。 | 2 | 前11 |
動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを説明できる。 | 2 | 前11 |
ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。 | 2 | 前12 |
気体の内部エネルギーについて説明できる。 | 2 | 前13 |
熱力学第一法則と定積変化・定圧変化・等温変化・断熱変化について説明できる。 | 2 | 前14 |