アルゴリズムとデータ構造Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 アルゴリズムとデータ構造Ⅱ
科目番号 0062 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新・明解C言語で学ぶアルゴリズムとデータ構造
担当教員 新開 純子,門村 英城,古山 彰一

到達目標

1.ソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.
2.探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.
3.グラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1十分にソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.ソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.ソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができない.
評価項目2十分に探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができない.
評価項目3十分にグラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.グラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.グラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができない.

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ソートや探索の基本アルゴリズムを理解する.
授業の進め方・方法:
講義と演習(学生は各自のノートパソコンを使う)
注意点:
<追認試験>
 評価が60点に満たないものは,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められたものにあたっては,その評価を60点とする.本試験成績、追認試験成績、課題提出状況を総合的に判断して評価する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 探索アルゴリズム
探索アルゴリズムの種類を説明できる。
2週 線形探索 線形探索・番兵法を作成することができる。
3週 2分探索 2分探索を作成でき、計算量を説明することができる。
4週 ハッシュ法
ハッシュ法を作成することができる。
5週 演習 探索アルゴリズム全般の演習・復習
6週 ソートとは
ソートについて考え方を説明できる。
7週 バブルソート バブルソートが作成できる。
8週 中間試験
中間試験
4thQ
9週 単純選択ソート・単純挿入ソート・シェルソート 単純選択ソート、単純挿入ソートを作成できる。またそれらを利用してシェルソートを説明・作成できる。
10週 クイックソート クイックソートを説明できる。
11週 ヒープソート ヒープソートを説明できる。
12週 木構造 木構造を説明できる。
13週 2分木と2分探索木 2分木と2分探索木を説明できる。
14週 2分探索木 2分探索木を作成でき優先による探索の違いを説明できる。
15週 期末試験 期末試験
16週 期末試験の解答
試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力4000010050
専門的能力4000010050
分野横断的能力0000000