3年生から取り組むTOEIC TESTは、高校3年生には簡単な試験ではない。対応できるようにするためには、大学入試レベルの英語知識に加え、語彙力、リスニング力、高い読解力が必要となる。本講義は、その入り口であり、まず読解に必要な文法・語法知識を整理・拡充し、その後、特に手薄なリスニングの指導をディクテーションやリードアンドルックアップを用いながら行う。
1. これまで学習してきた英文法や語彙の知識を整理、拡充しつつ大学入試レベルにまで高め、TOEIC L&Rテストに対応できるようにする。
2. リスニング教材を用いて、英語の音の認識、意味の理解、そして保持能力(retention)を総合的に高め、TOEIC L&Rテストに対応できるようにする。
概要:
・これまで学習した英文法と語彙の知識を整理・拡充し、TOEIC L&Rテストに対応できる英語リーディング力をつけることを目的とする。
・リスニング教材を用い、英語の音が認識でき、意味が分かり、内容ができるだけ保持できるようになるための総合的なトレーニングをする。
・12月に全員で受けるTOEIC IPテストでは、350~400点を目指す。また、本講義は4年次に開講される英語演習Ⅰ、Ⅱの準備という位置づけである。英語演習ではさらに発展的なTOEICの演習を行うので、選択すると効果的である。
授業の進め方・方法:
・授業は講義と演習を織り交ぜ、教員と学生間のやりとりを中心とした双方向型のものにする。週に数時間の授業だけでは、英語力を根本的に変容させることは不可能に近い。学生一人一人が主体的に取り組み、英語力を向上させる努力をしてほしい。
・事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)事前に授業内容を予習したり指示された課題に取り組んでおく。
(授業外学習・事後)理解した内容の復習や音読を十分に行う。
注意点:
・授業には必ず英和辞典と専用のノートを持参すること。また辞書機能を含め、授業中にスマートフォンを操作することは認めない。
・定期試験を100%として評価する。評価が60点に満たないものは、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者は、その評価を60点とする。評価方法および評価基準は本試験と同じとする。
・シラバスは計画であるため、授業の進度や学生の理解度等を見極めながら、柔軟に授業運営をする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション 実践英文法演習0 はじめに |
授業の基本的な考え方、進め方のガイダンス
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2週 |
実践英文法演習1 品詞の基礎 |
高校で扱う英文法の基礎を、読解という観点から知識を整理、拡大し、TOEICの英文理解に役立てることができる
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3週 |
実践英文法演習2 品詞とその働き |
高校で扱う英文法の基礎を、読解という観点から知識を整理、拡大し、TOEICの英文理解に役立てることができる
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4週 |
実践英文法演習3 名詞のまとまり①② |
高校で扱う英文法の基礎を、読解という観点から知識を整理、拡大し、TOEICの英文理解に役立てることができる
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5週 |
実践英文法演習4 句のいろいろ |
高校で扱う英文法の基礎を、読解という観点から知識を整理、拡大し、TOEICの英文理解に役立てることができる
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6週 |
実践英文法演習5 節のいろいろ |
高校で扱う英文法の基礎を、読解という観点から知識を整理、拡大し、TOEICの英文理解に役立てることができる
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7週 |
実践英文法演習6 文型入門 |
高校で扱う英文法の基礎を、読解という観点から知識を整理、拡大し、TOEICの英文理解に役立てることができる
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8週 |
実践英文法演習7 自動詞と他動詞 |
高校で扱う英文法の基礎を、読解という観点から知識を整理、拡大し、TOEICの英文理解に役立てることができる
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
学習の定着度、進捗状況を計る
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10週 |
中間試験返却、解説 |
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11週 |
実践英文法演習8 第2文型をくわしく |
高校で扱う英文法の基礎を、読解という観点から知識を整理、拡大し、TOEICの英文理解に役立てることができる
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12週 |
実践英文法演習9 第5文型をくわしく |
高校で扱う英文法の基礎を、読解という観点から知識を整理、拡大し、TOEICの英文理解に役立てることができる
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13週 |
実践英文法演習10 第5文型をさらにくわしく |
高校で扱う英文法の基礎を、読解という観点から知識を整理、拡大し、TOEICの英文理解に役立てることができる
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14週 |
実践英文法演習11 これまでの要点 |
高校で扱う英文法の基礎を、読解という観点から知識を整理、拡大し、TOEICの英文理解に役立てることができる
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15週 |
期末試験 |
学習の定着度、進捗状況を計る
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16週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY1 動作表現 |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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後期 |
3rdQ |
1週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY2 人や物を指す表現 |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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2週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY3 位置・状態を表す表現 |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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3週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY4 疑問詞を使った疑問文 |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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4週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY5 提案・依頼・申し出の表現 |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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5週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY6 Yes/No疑問文 |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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6週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY7 選択疑問文とステートメント |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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7週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY8 大意把握 |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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8週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY9 店での会話 |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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4thQ |
9週 |
中間試験 |
学習の定着度、進捗状況を計る
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10週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY10 電話での会話 |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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11週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY11 オフィスでの会話①(日常業務) |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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12週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY12 オフィスでの会話②(3人の会話・意図を問うもの) |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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13週 |
TOEIC書き込みドリルリスニング DAY13 図表に関する会話 |
TOEICのリスニングテストを正確に聞き取ることができ、会話の内容が把握できる
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14週 |
これまでの復習・質問 |
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15週 |
期末試験 |
学習の定着度、進捗状況を計る
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16週 |
復習 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 2 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 2 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 2 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 2 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 2 | |