アルゴリズムとデータ構造Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 アルゴリズムとデータ構造Ⅱ
科目番号 0066 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 広瀬貞樹:あるごりずむ(近代科学社)
担当教員 新開 純子,門村 英城

到達目標

1.ソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.
2.探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.
3.グラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1十分にソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.ソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.ソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができない.
評価項目2十分に探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができない.
評価項目3十分にグラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.グラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.グラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができない.

学科の到達目標項目との関係

MCCコア科目   説明 閉じる
ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ソートや探索の基本アルゴリズムを理解する.
授業の進め方・方法:
講義と演習(学生は各自のノートパソコンを使う)
注意点:
<追認試験>
 評価が60点に満たないものは,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められたものにあたっては,その評価を60点とする.評価はおよび評価基準は追認試験(100%)で評価する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 基本ソート(最小値選択法,バブルソート,挿入法)
基本ソートのアルゴリズムと計算量を説明できる.
2週 演習(基本ソート)
演習課題のプログラムを作成することができる.
3週 ヒープソート
ヒープソートのアルゴリズムと計算量を説明できる.
4週 演習(ヒープソート)
演習課題のプログラムを作成することができる.
5週 クイックソート
クイックソートのアルゴリズムと計算量を説明できる.
6週 演習(クイックソート)
演習課題のプログラムを作成することができる.
7週 ソートアルゴリズムの比較
ソートアルゴリズムの実験的評価を説明できる.
8週 中間試験
中間試験
4thQ
9週 逐次探索,2分探索
逐次探索と2分探索のアルゴリズムと計算量を説明できる.
10週 ハッシュ法,2分探索木
ハッシュ法の特徴と2分探索木のアルゴリズムと計算量を説明できる.
11週 グラフ探索(深さ優先探索)
深さ優先探索のアルゴリズムを説明できる.
12週 グラウ探索(幅優優先探索)
幅優先探索のアルゴリズムを説明できる.
13週 グラウ探索(最短路問題)
最短路問題のアルゴリズムを説明できる.
14週 演習(最短路問題)
演習課題のプログラムを作成することができる.
15週 期末試験 期末試験
16週 期末試験の解答
試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野ソフトウェア整列、探索など、基本的なアルゴリズムについて説明できる。2後1,後3,後5,後9,後10,後11,後12,後13,後14
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。2後7
ソースプログラムを解析することにより、計算量等のさまざまな観点から評価できる。2後1,後2,後4,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。2後1,後6,後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力4000010050
専門的能力4000010050
分野横断的能力0000000