アルゴリズムとデータ構造Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 アルゴリズムとデータ構造Ⅱ
科目番号 0068 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新・明解C言語で学ぶアルゴリズムとデータ構造
担当教員 新開 純子,門村 英城,古山 彰一

到達目標

1.ソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.
2.探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.
3.グラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1十分にソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.ソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.ソートアルゴリズムの特徴と評価について説明ができない.
評価項目2十分に探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができない.
評価項目3十分にグラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.グラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができる.グラフ探索アルゴリズムの特徴と評価について説明ができない.

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
ソートや探索の基本アルゴリズムを理解する.
授業の進め方・方法:
各自のノートパソコンを使って,講義と演習を同一時間内で展開する.授業計画は,学生の進捗に応じて変更する場合がある.
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておくこと
(授業外学習・事後)学習内容の復習を行うこと
注意点:
本科目では,60点以上の評価で単位を認定する.
評価が60点にみたない者は,願い出により追認試験を受けることができる.
追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあたっては,その評価を60点とする.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 基本ソート(最小値選択法,バブルソート,挿入法) 基本ソートのアルゴリズムと計算量を説明することができる.
2週 演習 基本ソートのプログラムを作成することができる,
3週 ヒープソート ヒープソートののアルゴリズムと計算量を説明することができる.
4週 演習 ヒープソートのプログラムを作成することができる.
5週 クイックソート クイックソートのアルゴリズムと計算量が説明できる.
6週 演習 クイックソートのプログラムを作成することができる.
7週 ソートアルゴリズムの比較 ソートアルゴリズムの実験的評価結果を説明できる.
8週 中間試験
中間試験
4thQ
9週 逐次探索,2分探索 逐次探索(番兵法を用いる)と2分探索のアルゴリズムと計算量を説明できる.
10週 ハッシュ法 ハッシュ法のアルゴリズムを説明することができる.
11週 2分木と2分探索木 2分木と2分探索木を説明できる。
12週 グラフ探索(深さ優先探索) 深さ優先探索のアルゴリズムを説明できる.
13週 グラフ探索(幅優先探索) 幅優先探索のアルゴリズムを説明できる.
14週 グラフ探索(最短路問題) 最短路問題のアルゴリズムを説明できる.
15週 期末試験 期末試験
16週 期末試験の解答
試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力4000010050
専門的能力4000010050
分野横断的能力0000000