電子通信工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電子通信工学Ⅱ
科目番号 0083 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 フーリエ解析 佐藤平八訳 森北出版
担当教員 水本 巌

到達目標

フーリエ変換およびフーリエ級数展開を理解して、線形システムおよび通信理論に適用できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1フーリエ級数展開ができる。フーリエ級数展開ができて、フィルタ回路に適用できる。フーリエ級数展開ができる。フーリエ級数展開ができない。
評価項目2 畳み込み積分ができる。畳み込み積分を理解してフーリエ変換に応用できる。畳み込み積分およびフーリエ変換ができる。畳み込み積分およびフーリエ変換ができない。
評価項目3 システム関数に応用できる。システム関数への応用できる。システム関数が説明できる。システム関数を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE B2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
フーリエ変換およびフーリエ級数展開を理解して、線形システムおよび通信理論に適用できるようにする。
授業の進め方・方法:
講義および演習を十分に行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 フーリエ級数展開の基礎 三角関数の積分・微分の計算
2週 フーリエ級数展開の係数の決定 係数の決定プロセスを理解
3週 フーリエ級数展開の演習 問題演習
4週 複素フーリエ級数展開の基礎 複素フーリエ変換の基礎を学ぶ。
5週 複素フーリエ級数展開の演習 複素フーリエ変換の演習
6週 複素フーリエ級数展開の応用 複素フーリエ級数展開の電気回路への応用
7週 中間試験 第1週から6週までの内容の理解を高める
8週 畳み込み積分 畳み込み積分を理解する
4thQ
9週 畳み込み積分とフーリエ変換Ⅰ 単位インパルス関数を理解する
10週 畳み込み積分とフーリエ変換Ⅱ 線形システム関数
11週 畳み込み積分とフーリエ変換Ⅲ システム関数を応用する
12週 線形システムへの応用Ⅰ 理想型フィルタ
13週 線形システムへの応用Ⅱ バンドパスフィルタ
14週 通信理論への応用 各変調方式へ適用
15週 期末試験 第8週から第14週までの範囲の理解度を高める
16週 期末試験解答およびまとめ まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000