到達目標
方程式と連立1次方程式の数値計算法に必要なアルゴリズムの理解(c3)
数値計算に必要なプログラミング技術の習得(d)
JABEEの評価基準に達するには60点以上が必要
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 適切な手法を用いて、コンピュータプログラムを作成しつつ解を導出することができる。 | コンピュータプログラムを用いて解を導出することができる。 | コンピュータプログラムを用いて解を導出することができない。 |
| 補間の理論を理解し、その手法をコンピュータ上で実装でき、計算を行う事ができる。 | 補間法をコンピュータを用いて計算する事ができる。 | 補間法をコンピュータを用いて計算する事ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
学習目標(授業の狙い)
(学習教育目標) C1 (JABEE基準(1)1) c3, d
コンピュータによる数値計算は、自然科学、工学、社会科学、その他の幅広い分野で使用されている。この科目では、数値計算に必要な様々なアルゴリズムについて学習する(c3)。また、C言語による数値計算プログラムの作成方法を習得する(d)。
授業の進め方・方法:
具体的な計算方法に重点をおいて理解を深める。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の評価基準は本試験に準ずる。追認試験で単位修得が認められた者は、その評価を60点とする。
注意点:
中間試験と期末試験の平均(70%)、プログラミング演習とレポート(30%)で総合評価。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
方程式の根 |
二分法の理解
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2週 |
方程式の根 |
ニュートン法の理解
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3週 |
連立一次方程式 |
連立一次方程式の行列表示の理解
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4週 |
連立一次方程式 |
上三角型連立一次方程式の理解
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5週 |
連立一次方程式 |
ガウスの消去法の理解
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6週 |
連立一次方程式 |
ガウス・ジョルダン法と逆行列の理解
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7週 |
連立一次方程式 |
連立一次方程式の解の有無及び形の理解
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8週 |
連立一次方程式 |
線形計画法への応用
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4thQ |
9週 |
中間試験 |
方程式の根、連立一次方程式について出題
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10週 |
連立一次方程式 |
行列のLU分解と連立一次方程式の理解
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11週 |
補間法 |
ラグランジュの補間法の理解
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12週 |
補間法 |
差商とニュートンの差商公式の理解
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13週 |
補間法 |
差分と差分表
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14週 |
補間法 |
ニュートンの前進補間公式の理解
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15週 |
期末試験 |
期末試験
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16週 |
試験返却 |
試験返却
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 35 |
専門的能力 | 35 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 65 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |