環日本海諸国異文化実習

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 環日本海諸国異文化実習
科目番号 0093 科目区分 一般 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材
担当教員 山本 有希

到達目標

1.環日本諸国語圏(韓国のソウル市、ロシアのウラジオストク市、あるいは、台湾の台北市)での生活体験を通して、韓国語、ロシア語、あるいは、中国語を正確にかつ積極的に使うことの重要性を認識するとともに、その達成に努力することができる。
2.環日本諸国語圏での生活体験を通して、それらの言語の背景にある固有の文化的特徴に気づき、これを理解し自己の中に新たに構築しようと努力することができる。
3.本研修にかかる全ての準備、実施、事後報告の活動を通じて、規則、約束、期限を遵守でき、言語的コミュニケーションを軸にして主体的に生活できるようになること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
環日本諸国語の理解力と運用力韓国語、ロシア語、あるいは、中国語を正確にかつ積極的に使うことの重要性を認識するとともに、その達成に努力することができる。韓国語、ロシア語、あるいは、中国語を正確に使うことの重要性を認識し努力することができる。韓国語、ロシア語、あるいは、中国語を正確かつ積極的に使うことための努力しない。
異文化コミュニケーション韓国語、ロシア語、あるいは、中国語の背景にある固有の文化的特徴に気づき、これを理解し自己の中に新たに構築しようと努力することができる。韓国語、ロシア語、あるいは、中国語の背景にある固有の文化に関心を持つ。韓国語、ロシア語、あるいは、中国語の背景にある固有の文化に関心も持とうともしない。
言語的コミュニケーション規則、約束、期限を遵守でき、言語的コミュニケーションを軸にして主体的に生活できるようになること。規則、約束、期限を遵守でき、言語による主体的な生活を作ろうと努力することができる。言語による主体的な生活を作ろうとしない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
環日本海諸国語圏異文化実習は、韓国のソウル市にある延世大学語学堂、ロシア・ウラジオストク市にあるウラジオストク連邦総合大学、あるいは、台湾の台北市にある台湾師範大学の各地において、毎夏実施している3~4週間の異文化体験実習である。この研修への参加者は、4月から8月の出発までに4~5回のガイダンスと7月中に実施する5時間程度の語学事前集中セミナーに参加することが義務付けられている。以上の物心両面における周到な準備を経て研修を迎えることにしている。現地では、午前中は語学の授業、午後は現地の自然や設備を使った様々な活動やフィールドトリップに参加する。生活の基盤は大学の学生寮であり、現地の日常生活と学生生活を通した異文化理解体験の場を提供する。帰国後は、所定のレポートと現地での学業成績や出席状況を提出して単位が付与される。
授業の進め方・方法:
事前ガイダンス、現地研修参加、及び、事後報告書と成績、出席証明の提出に基づいて委員会において承認され、「認」、「不認」で評価される。
事前に行う準備学習:講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。
授業外学習・事後:授業内容を復習すること。
注意点:
この研修への参加条件として、学内で学生処分の経歴を有する者は参加することができないので注意のこと(詳細は研修担当者まで)。 引率者は出発から冒頭の1週間学生に随行して、諸問題の解決を支援する。世界情勢によって中止の場合がある。評価の方法は上記を参照のこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 出発前ガイダンス(1) 参加者の自己紹介、抱負の共有、リーダー・副リーダー決定、プログラム登録書類・ホームステイ関係書類の作成指導
2週 出発前ガイダンス(2) 携行品、生活全般における注意、旅行保険の加入等
3週 出発前ガイダンス(3) 保護者同伴ガイダンス、費用の納入
4週 出発前ガイダンス(4) 携行品の確認
5週 出発前ガイダンス(5) 緊急連絡体制の確認、出発時間・場所の確認
6週 現地第1週目 午前:語学の授業、午後:アクティビティー、放課後:大学寮
7週 現地第2週目 週末(土・日)は、大学寮で過ごす。
8週 現地第3週目
2ndQ
9週 現地第4週目
10週 帰国後ガイダンス 研修中に遭遇した問題点の反省、単位認定に必要なものの確認
11週 レポート作成、成績証明書、出席証明書 必要書類の期限内提出
12週 単位認定
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート・発表相互評価出席・態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合08002000100
基礎的能力0000000
専門的能力0400100050
分野横断的能力0400100050