総合日本語Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 総合日本語Ⅱ
科目番号 0098 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 『ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法』(くろしお出版)、『TRY! 日本語能力試験 N1 文法から伸ばす日本語 改訂版』(アスク出版)、『はじめての日本語能力試験 N1単語3000』(アスク出版)、『漢字マスターN1 改訂版』(三修社)
担当教員 河合 恒

到達目標

1.中上級レベルの日本語の語彙・文法を理解し、正しく運用することができる
2.文章全体の構成や構造に着目しながら、速く正確に読解することができる
3.日本語でレポートや論文を書くために必要な文章作法を身につける

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1中上級レベルの日本語の語彙・文法を正しく理解し、適切に運用することができる中上級レベルの日本語の語彙・文法をおおむね理解し、運用することができる中上級レベルの日本語の語彙・文法を理解しておらず、運用することができない
評価項目2文章全体の構成や構造に着目しながら、速く正確に読解することができる文章全体の構成や構造におおまかに捉え、読解することができる文章全体の構成や構造に理解が及ばず、正確に読解することができない。
評価項目3日本語でレポートや論文を書くために必要な文章作法を身につけている日本語でレポートや論文を書くために必要な文章作法をある程度身につけている日本語でレポートや論文を書くために必要な文章作法を身につけていない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本語の中上級レベルの4技能(聞く・読む・話す・書く)をバランスよく伸ばすことを目標とするが、とりわけレポート・論文執筆に必須となる文章作法(書く力)を習得することを重視した授業を行う
授業の進め方・方法:
1.日本語中上級レベル語彙・文法の習得のため、毎回、課題およびその確認のための小テストを実施する
2.テーマごとに解説・実践・フィードバック(添削)を繰り返し徹底して行う
注意点:
1.毎回の課題を必ず提出すること
2.復習を心がけること

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第8課「『は』と『が』を使い分ける」(1) 助詞『は』と『が』の使い分けを理解することができる
2週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第8課「『は』と『が』を使い分ける」(2) 助詞『は』と『が』の使い分けを理解した上でアウトプットすることができる
3週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第9課「書き手の視点を示す」(1) 他動詞・自動詞(使役形・受身形)を理解することができる
4週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第9課「書き手の視点を示す」(2) 他動詞・自動詞(使役形・受身形)を理解した上でアウトプットすることができる
5週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第10課「過去と現在のつながりを示す」(1) ル形・タ形・テイル形・テイタ形を理解することができる
6週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第10課「過去と現在のつながりを示す」(2) ル形・タ形・テイル形・テイタ形を理解した上でアウトプットすることができる
7週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第11課「文章の中の語を指し示す」(1) 指示詞『こ』と『そ』の使い分けを理解することができる
8週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第11課「文章の中の語を指し示す」(2) 指示詞『こ』と『そ』の使い分けを理解した上でアウトプットすることができる
4thQ
9週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第12課「前後の関係を表す」(1) 接続詞・接続表現の使い分けを理解することができる
10週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第12課「前後の関係を表す」(2) 接続詞・接続表現の使い分けを理解した上でアウトプットすることができる
11週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第13課「前の文に関係づける」(1) 『のだ文』の使い方を理解することができる
12週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第13課「前の文に関係づける」(2) 『のだ文』の使い方を理解した上でアウトプットすることができる
13週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第14課「効果的に意見を述べる」(1) 意見を述べる文末表現の使い分けを理解することができる
14週 ここがポイント! レポート・論文を書くための日本語文法 第14課「効果的に意見を述べる」(2) 意見を述べる文末表現の使い分けを理解した上でアウトプットすることができる
15週 後学期のまとめ 後学期に学んだ文法や語彙、文章作法を振り返り、今後の目標を設定することができる
16週 学年末レポートへのフィードバック 学年末レポートに対するフィードバックを受けて、自身の課題を発見することができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト・課題レポート合計
総合評価割合602020100
基礎的能力30101050
専門的能力30101050