到達目標
情報理論の基礎知識を学び,情報量の概念・定義を理解することを目標とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 情報量の概念・定義を理解し,実際に計算することができる. | 情報量の概念・定義を理解している. | 情報量の概念・定義を理解していない. |
| 情報源のモデルと情報源符号化について理解し説明できる. | 情報源のモデルと情報源符号化について理解している. | 情報源のモデルと情報源符号化について理解していない. |
| 通信路のモデルと通信路符号化について理解し説明できる. | 通信路のモデルと通信路符号化について理解している. | 通信路のモデルと通信路符号化について理解していない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
情報理論の一つの応用分野として,音声・静止画像及び動画像などの符号化技術が盛んである.情報量やエントロピーの概念,情報の発生の確率モデルとそれに関連する符号化について講義する.
授業の進め方・方法:
講義及び演習
注意点:
評価が60点に満たない者は追認試験願の提出により追認プログラムを受けることができる.追認プログラムの結果,単位の修得が認められた者にあたっては,その評価を60点とする.なお,追認プログラムは,不認定となった内容によって異なるので対象者は事前に確認すること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
情報理論の対象,概念,基礎数学の復習
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2週 |
情報の表現 |
情報表現の基礎とそれに関連する具体例(アルファベットと符号化,符号の例など)
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3週 |
情報量の定義 |
情報理論の最も基本的概念である情報量について説明する
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4週 |
エントロピー |
情報理論の最も基本的な概念である平均情報量について説明する
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5週 |
演習: いろいろな情報量(1) |
複合事象のエントロピーについて説明する
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6週 |
演習: いろいろな情報量(2) |
条件付きエントロピー,相互情報量について説明する
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7週 |
情報源 |
情報源のモデル,情報源のエントロピーについて説明する
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8週 |
マルコフ情報源 |
マルコフ情報源について説明する
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2ndQ |
9週 |
情報源の冗長度 |
情報源の冗長度について説明する
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10週 |
雑音のない離散通信路 |
雑音のない離散通信路について説明する
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11週 |
符号化 |
符号化と冗長度の除去について説明する
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12週 |
雑音のある離散通信路 |
雑音のある離散通信路について説明する
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13週 |
誤り訂正と訂正 |
誤り検出と訂正について説明する
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14週 |
誤り訂正符号 |
ハミング符号,線形符号,巡回符号について説明する
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15週 |
期末試験 |
情報量の概念・定義の理解と計算および情報源。通信路のモデルとそれに関連する符号化について理解しているかを確認する.
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16週 |
成績評価・確認 |
期末試験の返却及び解答例の説明
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 100 |