Advanced Mathematics Ⅰ

Course Information

College Toyama College Year 2020
Course Title Advanced Mathematics Ⅰ
Course Code 0117 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 1
Department Department of Electronics and Computer Engineering Student Grade 4th
Term First Semester Classes per Week 1
Textbook and/or Teaching Materials
Instructor Kawai Hitoshi

Course Objectives

・関数の極限と連続性についてより深く学ぶ.
・テイラー,マクローリンの定理の基本的な概念を理解する.
・微分積分学の基本定理を理解し,応用する.
・陰関数定理の概念を理解する.

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な極限の計算ができる.基本的な関数の連続性について調べることができる.基本的な極限の計算ができる.基本的な極限の計算ができない.
評価項目2テイラー展開,マクローリン展開を用いて関数の振る舞いに関する問題を解くことができる.基本的な関数のマクローリン展開ができる.基本的な関数のマクローリン展開ができない.
評価項目3平面の有界閉領域で定義される連続微分可能な関数の最大値,最小値を導くことができる.陰関数定理を理解し,応用することができる.陰関数定理を理解できない.

Assigned Department Objectives

ディプロマポリシー 3 See Hide

Teaching Method

Outline:
3年まで学んだ微分積分学を更に発展させ,応用力を身につける.
テイラー・マクローリンの定理について学ぶ.
微分積分学の基本定理について学ぶ.
2変数関数の陰関数定理について学ぶ.
Style:
教員単独による講義と演習
Notice:
・教科書について
教科書を特に指定しないが、関連図書にあげた本の内容にそって講義を進める予定である。多く演習問題がのっているので、現時点で大学編入を目指している学生は購入して勉強することを薦める。
・講義について
演習や課題を多く出し学生の自習を促しながら授業を進める。また、課題などで学生の理解度を把握しながらレベルを調整して講義を進める予定である。
※追認試験について
評価が60点を満たない者は、願い出により追認試験を受けることが出来る。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス この講義の目的を理解し、基礎となる事項を復習する
2nd いろいろな極限 さまざまな関数の極限とその計算法を学ぶ
3rd 関数の連続性 関数の連続性、微分可能性について学ぶ
4th 平均値の定理 テイラー・マクローリンの定理 平均値の定理、テイラー・マクローリンの定理の応用を学ぶ
5th テイラー・マクローリンの定理 テイラーマクローリンの定理の応用を学ぶ
6th ライプニッツの公式 関数の積で表される関数の高次導関数について学ぶ
7th ライプニッツの公式 ライプニッツの公式の応用を学ぶ
8th 中間試験 1回~7回までの内容について中間試験を行う。
2nd Quarter
9th 微分積分学の基本定理 微分積分学の基本定理について学ぶ
10th 微分積分学の基本定理 微分積分学の基本定理を用いて問題を解く
11th 2重積分の計算 2重積分の変数変換について学ぶ
12th 2変数関数の最大、最少 領域における2変数関数の極大極小の求め方に関して学ぶ
13th 2変数関数の最大、最少 陰関数定理,ラグランジュの未定定数法について学ぶ
14th 2変数関数の最大、最少 2変数関数の閉領域における最大・最少について学ぶ
15th 期末試験 9回~14回までの内容について期末試験を行う。
16th 総合問題演習
成績評価・確認
期末試験の解説を行う

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal70000030100
基礎的能力5000002070
専門的能力2000001030
分野横断的能力0000000