応用電磁システム

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 応用電磁システム
科目番号 0123 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 例題演習 マイクロ波回路 倉石源三郎著 東京電機大学出版局 
担当教員 水本 巌

到達目標

分布定数線路およびスミスチャートおよびイミタンスチャートを用いたインピーダンスマッチングの基礎を学ぶ。本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 分布定数線路を理解する分布定数線路を微分方程式からも求めることができる分布定数線路を説明できる分布定数線路が説明できない
評価項目2 スミスチャート・イミタンチャートの成り立ちと使い方をマスターする。スミスチャート・イミタンチャートの成り立ちを理解し使いこなせる。スミスチャート・イミタンチャートの成り立ちと使い方が説明できる。スミスチャート・イミタンチャートの成り立ちと使い方が説明できない。
評価項目3 イミタンスチャートから求めた値と計算値から値が求められる評価項目3 イミタンスチャートから求めた値と計算値から値が求められる評価項目3 イミタンスチャートから求めた値と計算値から値が求められる評価項目3 イミタンスチャートから求めた値と計算値から値が求められる

学科の到達目標項目との関係

JABEE B2 説明 閉じる
ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気回路の応用編として、分布定数線路およびスミスチャートおよびイミタンスチャートを用いたインピーダンスマッチングの基礎を学ぶ。チャートの成り立ちと計算式を組み合わせて、理論的に解明する。
授業の進め方・方法:
プリント学習を行い毎回演習形式で講義を進める。 シミュレーション課題は家庭学習になるかと思います。
注意点:
<追認試験について>
評価が60点に満たない者に対して,願い出しかつ十分な学習が認められる場合追認試験を行う.内容は各中間・期末で60点に満たなかった範囲.その結果,単位の修得が認められた場合,総合の評価を60点とする.評価方法及び評価基準は本試験と同じにする. 本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 
分布定数線路の基礎
波動方程式が理解できる
2週 反射係数 反射係数ついて理解できる
3週 定在波比 定在波比について理解できる
4週 線路の入力インピーダンス 線路の入力インピーダンスについて理解できる
5週 線路の入力インピーダンス 線路の入力インピーダンスについて理解できる
6週 線路の入力インピーダンス 線路の入力インピーダンスについて理解する線路の入力インピーダンスについて理解できる
7週 スミスチャートの成り立ち スミスチャートの成り立ちについて理解できる
8週 スミスチャートの演習 スミスチャートの演習
4thQ
9週 イミタンスチャートの成り立ち イミタンスチャートの成り立ちについて理解できる
10週 イミタンスチャート図表演習 イミタンスチャート図表演習
11週 インピーダンスマッチングの計算Ⅰ(逆L型) インピーダンスマッチングの計算Ⅰ(逆L型)について理解する
12週 インピーダンスマッチングの計算Ⅱ(L型) インピーダンスマッチングの計算Ⅱ(L型)について理解できる
13週 イミタンスチャートを用いたマッチング(基礎) 用いたマッチング(基礎)について理解できる
14週 イミタンスチャートを用いたマッチング(応用) イミタンスチャートを用いたマッチング(応用)について理解できる
15週 期末試験 第1週から第14週までの知識を試す
16週 期末試験解答とまとめ 応用電磁波工学のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000