電子情報工学実験Ⅳ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 電子情報工学実験Ⅳ
科目番号 0127 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 実験担当作成の教材を使用
担当教員 由井 四海,阿蘇 司,小熊 博,水本 巌,早勢 欣和

到達目標

これまでの授業で学んだ知識を生かし、与えられたハードウエア・ソフトウエアの設計・製作ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
FPGA各種回路について十分に理解し設計、実装することができる。各種回路について設計、実装することができる。各種回路について設計、実装することができない。
SDR(Software Defined Radio)SDRを十分に理解し設計、実装することができる。SDRを使用して設計、実装することができる。SDRを使用して設計、実装することができない。
変復調変復調を十分に理解し設計、実装することができる。変復調について設計、実装することができる。変復調について設計、実装することができる。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP2 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
これまで学んできた授業と実験実習をもとに、ハードウエア・ソフトウェア関連の応用力を高め、問題解決能力を養う。
授業の進め方・方法:
3テーマをそれぞれ4週程度の期間をかけて行う。
学生による「授業評価アンケート」の結果に対応して授業改善を進める。
注意点:
○レポートは全テーマについて、定められた期限内に必ず提出しなければならない
○到達目標の達成度評価方法:レポートの内容、質問に対する回答
○レポート評価:レポートの書き方、実験結果の整理と検討、提出期限
○到達目標の達成度を確認するために、提出されたレポートに対して質問をする
なお, 単位認定には、60点以上の評定が必要である

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・FPGA設計(1) ツールを操作することができる。
2週 FPGA設計(2) 組み合わせ回路をHDLにより設計できる。
3週 FPGA設計(3) 順序回路をHDLにより設計できる。
4週 SDR(1) LABVIEWを使うことができる。
5週 SDR(2) SDRの基本素子を扱うことができる。
6週 SDR(3) SDRで送信機を設計できる。
7週 SDR(4) 受信機を設計できる。
8週 SDR(5) 無線通信システムをSDRで実現できる。
2ndQ
9週 第1週から第8週までの実験の総括 第1週から第8週までの実験の総括する。
10週 発振回路 発振回路の計算と製作できる。
11週 増幅回路 発振回路の特性評価と低周波波増幅器の製作できる。
12週 変調回路 変調回路の製作できる
13週 送信機 AM送信器を送受信システムを製作できる。
14週 復調回路 AM復調器および送受信システムを製作できる。
15週 第10週から第14週までの実験の総括 第10週から第14週までの実験の総括する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価実験の姿勢ポートフォリオその他合計
総合評価割合06004000100
基礎的能力0000000
専門的能力06004000100
分野横断的能力0000000