概要:
学習目標(授業の狙い)
これまでに学んできた信号処理などの知識を基礎として、コンピュータを用いた計測データ等の解析・処理について学習する。プログラミング演習によりデータ処理のアルゴリズムの構築手法を学習する。簡単なプログラムにより波形処理が行えることを体験し、卒業研究等にも応用できるような数値データの処理方法の基礎を修得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を実施する。
与えられた各課題について取り組み、工学分野の計測データから得られる信号波形の雑音除去、ピーク検出、FFT演算などを確認し、多分野における信号処理の基礎を修得すること。
課題1:算数の穴埋め問題 課題2:心電図(ECG)信号の解析 課題3:音声認証 課題4:カーブ(ビーク)フィット
授業外学習・事前:授業内容を予習しておく。
授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く。
注意点:
学修単位のため、30時間相当の授業外学習が必要である。
1.最終評価は、課題評価を50%,試験評価を50%として計算する。ただし、課題評価の素点が60点に満たない場合、最終評価は課題評価の50%のみで計算し、不認定とする。
2.本科目では、60点以上の最終評価で単位を認定する。
3.最終評価が60点に満たない者は、追認試験願いを提出し、その後、追加課題の提出などにより十分な事前学習が確認されたうえで、追認試験を受けることができる。
4.事前学習が確認されない場合は追認試験を受けることはできない。
5.出席時間数の不足など、未履修の場合は追認試験を受けることはできない。
6.追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |