到達目標
基本的な数列の一般項やその和を求めることができる.
関数の極限の概念を理解し、基本的な関数の極限を求めることができる.
基本的な関数の導関数を求め,それを用いて接線の方程式や増減を求めることができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 与えられた条件を満たす等差数列,等比数列の一般項,部分和を求めることができる. | 与えられた条件を満たす等差数列,等比数列の一般項を求めることができる. | 与えられた条件を満たす等差数列,等比数列の一般項を求めることができない. |
評価項目2 | 基本的な数列や無限級数の収束・発散を判定することができる. | 基本的な数列の収束・発散を判定することができる. | 基本的な数列の収束・発散を判定することができない. |
評価項目3 | 基本的な関数の導関数を計算でき,それを応用し,接線,増減などを求めることができる. | 基本的な関数の導関数を計算することができる. | 基本的な関数の導関数を計算することができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
基本的な数列の一般項とその和について講義する.
実数を変数とする関数を取り扱うために,極限の概念を講義する.
微分の概念とその計算法を講義する.
授業の進め方・方法:
教員単独による講義
注意点:
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 無限数列とその極限 |
ガイダンスを行い、評価・授業進行等についての説明を行う. 無限数列とその収束の概念を学ぶ
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2週 |
級数とその和 |
級数の和の概念を学ぶ.基本的な級数の収束,発散の求め方を学ぶ
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3週 |
数列の漸化式 数学的帰納法 |
漸化式で定義される基本的な数列の一般項の求め方を学ぶ.主に,整数の問題を数学的帰納法で照明する方法を学ぶ
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4週 |
関数の収束と発散 関数の連続性 |
関数の定義域の境界における収束,発散の概念を学ぶ.関数の連続性について学ぶ
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5週 |
平均変化率と微分係数 |
関数の平均変化率の考え方を学び,微分係数の考え方を理解する
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6週 |
導関数 |
導関数の概念を学び,基本的な関数の導関数について学ぶ
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7週 |
合成関数と関数の積の導関数 |
合成関数の概念と,その導関数の計算法について学ぶ
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8週 |
中間試験 |
1回から7回までの講義内容について、中間試験を実施する。
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2ndQ |
9週 |
関数のグラフの接線 関数の増減 |
微分係数を用いて,関数のグラフの接線の求め方を学ぶ.導関数の符号による関数の増減の求め方を学ぶ
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10週 |
第2次導関数と関数の凹凸 |
高次導関数の概念を学ぶ.第2次導関数を用いて関数の凹凸を求める方法を学ぶ
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11週 |
関数の最大,最小 |
導関数の応用として,関数の最大,最小の求め方を学ぶ
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12週 |
分数関数,無理関数の導関数 |
合成微分や,積・商の公式を用い分数関数,無理関数の導関数を求める方法を学ぶ
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13週 |
対数関数の導関数 指数関数の導関数 |
ネピアの数を定義し,自然対数について学ぶ.指数関数と対数関数の導関数を学ぶ
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14週 |
三角関数の導関数 逆三角関数 |
三角関数の導関数を学ぶ.逆三角関数について学ぶ
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15週 |
期末試験 |
9回から15回までの講義内容について、期末試験を実施する。
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16週 |
導関数のまとめ 成績評価・確認 |
期末試験で定着度の低いと思われる事項について解説する.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 70 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |