プログラミングⅠ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミングⅠ
科目番号 0152 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 後藤義和 他:入門C言語(実教出版)
担当教員 新開 純子,早勢 欣和,門村 英城

到達目標

1.疑似言語を用いてアルゴリズムの作成ができる.
2.C言語の書法を説明できる.
3.C言語で基本制御構造(逐次,選択,反復)を用いた基本プログラムを作成できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1十分に疑似言語でアルゴリズムを表現できる.疑似言語でアルゴリズムを表現できる.疑似言語でアルゴリズムを表現できない.
評価項目2十分にC言語の文法を説明できる.C言語の文法を説明できる.C言語の文法を説明できない.
評価項目3十分にC言語の基本制御構造を用いたプログラム作成ができる.C言語の基本制御構造を用いたプログラム作成ができる.C言語の基本制御構造を用いたプログラム作成ができない.

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
 疑似言語を用いたアルゴリズムの作成からC言語のプログラム作成,コンパイル,デバッグ,実行,結果の検証という一連のプロセスを通して,わかりやすいプログラムを作成することを学ぶ.
授業の進め方・方法:
 自作の学習ノートを配布して,各自のノートパソコンを使って,講義と演習を同一時間内で展開する.
注意点:
<追認試験>
 評価が60点に満たないものは,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められたものにあたっては,その評価を60点とする.評価はおよび評価基準は追認試験(100%)で評価する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Cプログラミング入門 簡単なCプログラムの入力、コンパイル、デバッグ、実行、結果の確認ができる.
2週 変数とデータ型,代入 変数とデータ型,代入の基本項目を説明できる.さらに,変数の値交換プログラムを作成できる.
3週 演算 算術演算子,整数型演算の留意点,型の変換を理解して,Cプログラムで算術演算ができる.
4週 入出力 sacnf(),printf()の入出力関数のの書式指定や書き方にしたがって,プログラムを作成できる.
5週 関数(値呼び出し) まとまりのある処理を関数で表現することを理解して,関数を用いたプログラムが作成できる.
6週 分岐1 処理の流れを分岐するif文を使ったプログラムを作成できる.
7週 演習 演習課題(絶対値)のアルゴリズム作成,プログラム作成(関数)ができる.
8週 中間試験 中間試験
2ndQ
9週 分岐2 処理の流れを分岐するif文,else if文,swtch文を使ったプログラムを作成できる.
10週 演習 演習課題(電卓プログラム)のアルゴリズム作成,プログラム作成,レポート作成をできる
11週 反復1 繰返し処理を行いためのfor文やwhile文を使ったプログラムを作成できる.
12週 演習 演習課題(最大公約数と最小公倍数)のアルゴリズム作成,プログラム作成ができる.
13週 反復2 2重ループを使った繰返し処理のプログラムを作成できる.
14週 演習 演習課題のアルゴリズム作成,プログラム作成ができる.
15週 期末試験 期末試験
16週 期末試験の解答 試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力4000010050
専門的能力4000010050
分野横断的能力0000000