概要:
プログラム言語には、C言語のような手続き型言語のほかに、C++言語やJAVA言語のようなオブジェクト指向言語がある。本講義では、プログラミング作法をオブジェクト指向技術へと発展させるために、1)JAVA言語の基本構文について習得し、2)C言語とJAVA言語の違いを理解して、オブジェクト指向プログラム言語でプログラムを作成できることを目標とする。
授業の進め方・方法:
演習を多く取り入れて、学習内容を確認しながら進める。
注意点:
追認試験の評価方法及び評価基準は、本試験と同等とし、認定をもって60点とする。
単 位認定には、60点以上の評定が必要である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 2 | 後2 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 2 | 後6 |
変数の概念を説明できる。 | 2 | 後2 |
データ型の概念を説明できる。 | 2 | 後11,後12,後13 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 2 | 後4 |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 2 | 後4 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 2 | 後3 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 2 | 後2 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 2 | 後10 |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 2 | 後1 |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。 | 2 | 後7,後12 |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。 | 2 | 後7,後12 |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 3 | 後14 |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | 後14 |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 3 | 後1 |
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。 | 3 | 後14 |
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。 | 3 | 後1 |