電子システムⅡ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電子システムⅡ
科目番号 0211 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 図解 PICマイコン実習第2版 森北出版
担当教員 山口 晃史

到達目標

1.PICを用いたPCとの通信プログラムを理解できる
2.PICを用いたPCとの通信プログラムが作成できる
3.PICを用いたPCとの通信プログラムで外部電子回路の制御ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1PICを用いたPCとの通信プログラムが自律的に説明できるPICを用いたPCとの通信プログラムが教員の指導のもとに説明できるPICを用いたPCとの通信プログラムが説明できない
評価項目2PICを用いたPCとの通信プログラムの作成方法が自律的に説明できるPICを用いたPCとの通信プログラムの作成方法が教員の指導のもとに説明できるPICを用いたPCとの通信プログラムの作成方法が説明できない
評価項目3PICを用いたPCとの通信プログラムで外部電子回路の制御が自律的に説明できるPICを用いたPCとの通信プログラムで外部電子回路の制御が教員の指導のもとに説明できるPICを用いたPCとの通信プログラムで外部電子回路の制御が説明できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE B4 説明 閉じる
ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
PICプログラミングを通してPCとのシリアル通信の基礎を学ぶ。また、高級言語を用いたPICの制御プログラミングを作成する。
授業の進め方・方法:
与えれたテーマについて回路作成とプログラミングを行う。授業は主に実習形式で行い、試行錯誤を繰り返しながら自ら解決できる技術を探求する。

注意点:
レポート提出を評価点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 A/Dコンバーター1 【内蔵A/D変換】内蔵A/Dコンバーターの利用したプログラムが作成できる
2週 A/Dコンバーター2 【内蔵A/D変換】内蔵A/Dコンバーターの利用したプログラムが作成できる
3週 シリアル通信1 PICからPCへの通信プログラムの作成ができる
4週 シリアル通信2 PICからPCへの通信プログラムの作成ができる
5週 シリアル通信3 PCからPICへの通信プログラムの作成ができる
6週 シリアル通信4 PCからPICへの通信プログラムの作成ができる
7週 シリアル通信5 PCーPIC間の双方向通信プログラムの作成ができる
8週 シリアル通信6 PCーPIC間の双方向通信プログラムの作成ができる
4thQ
9週 VisualC#による外部インターフェース制御プログラミング1 C#言語を用いた通信プログラムの作成ができる
10週 VisualC#による外部インターフェース制御プログラミング2 C#言語を用いた通信プログラムの作成ができる
11週 VisualC#による外部インターフェース制御プログラミング3 C#言語を用いた通信プログラムの作成ができる
12週 Processingによる外部インターフェース制御プログラミング1 Processingを用いた通信プログラムの作成ができる
13週 Processingによる外部インターフェース制御プログラミング2 Processingを用いた通信プログラムの作成ができる
14週 Processingによる外部インターフェース制御プログラミング3 Processingを用いた通信プログラムの作成ができる
15週 期末試験 期末試験
16週 答案返却と解説 答案返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。4
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。4後1
変数の概念を説明できる。4
データ型の概念を説明できる。4
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。4後1
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。4後1
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。4後1
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。4後1
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。4
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。4
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。4後1
計算機工学ハードウェア記述言語など標準的な手法を用いてハードウェアの設計、検証を行うことができる。4
要求仕様に従って、標準的なプログラマブルデバイスやマイコンを用いたシステムを構成することができる。4
分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。4後1
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。4
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。4後1
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。4後9
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。4
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。4後1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000