到達目標
ベクトル解析を用いて物理現象と対応をとりながら講義を行う.工学で必要とされる「ベクトル解析」について,演習を中心としてその解法に習熟する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ベクトルの代数における応用問題や証明問題が解ける. | ベクトルの代数における基本問題が解ける. | ベクトルの代数における基本問題が解けない. |
評価項目2 | ベクトル関数の微分・積分に関する応用問題や証明問題が解ける. | ベクトル関数の微分・積分に関する基本問題が解ける. | ベクトル関数の微分・積分に関する基本問題が解けない. |
評価項目3 | スカラー場,ベクトル場における応用問題や証明問題が解ける. | スカラー場,ベクトル場における基本問題が解ける. | スカラー場,ベクトル場における基本問題が解けない. |
評価項目4 | ベクトル場の積分公式における応用問題や証明問題が解ける. | ベクトル場の積分公式における基本問題が解ける. | ベクトル場の積分公式における基本問題が解けない. |
学科の到達目標項目との関係
JABEE B1
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ディプロマポリシー 3
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教育方法等
概要:
指定教科書を中心に,各項目について説明を行った後,演習問題を通して理解を深める.また,適宜小テストを行い理解度の確認と復習を行う.
授業の進め方・方法:
講義と演習を通してベクトル解析について学ぶ.課題(宿題),小テストと中間試験,期末試験を総合して評価する.
注意点:
評価が60点に満たない者は,本校所定の手続きを経ることで追認試験を受験することができる.追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ベクトルの代数 (講義・演習) |
ベクトルの内積と外積を理解する.
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2週 |
ベクトルの微分 (講義・演習) |
ベクトル関数の微分計算ができるようになる.
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3週 |
ベクトルの積分 (講義・演習) |
ベクトル関数の積分計算ができるようになる.
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4週 |
スカラー場とベクトル場1 (講義・演習) |
gradientおよび方向微分係数について理解し,計算ができるようになる.
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5週 |
スカラー場とベクトル場2 (講義・演習) |
Divergence と Rotationについて理解する.
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6週 |
スカラー場とベクトル場3 (演習) |
Divergence と Rotationについて理解し,計算ができるようになる.
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7週 |
総合演習 (演習) |
1週目から6週目までの範囲を振り返り理解度を確かめ,理解度不足の項目について理解する.
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8週 |
中間試験 |
第1回目から第7回目までの知識について出題される試験 において,自らの理解度を確認する.
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4thQ |
9週 |
スカラー場とベクトル場4 (講義・演習) |
空間曲線,弧長,接ベクトルについて理解し,計算できるようになる.
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10週 |
スカラー場とベクトル場5 (講義・演習) |
スカラー場およびベクトル場における線積分を理解し,計算できるようになる.
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11週 |
スカラー場とベクトル場6 (講義・演習) |
スカラー場およびベクトル場における面積分を理解し,計算できるようになる.
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12週 |
積分公式1 (講義・演習) |
発散定理について理解し,計算できるようになる.
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13週 |
積分公式2 (講義・演習) |
ストークスの定理およびグリーンの定理について理解し,計算できるようになる.
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14週 |
ここまでの復習 (演習) |
中間試験以降の範囲について振り返り理解度を確かめ,理 解度不足の項目について理解する.
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15週 |
総合演習 (演習) |
1回目から14回目の復習・総合演習を通し,微分方程式 についての理解を深める.
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16週 |
期末試験 |
ベクトル解析の知識について出題される試験において,自らの理解度を確認する.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 70 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |