到達目標
義務教育レベルの国語力の復習と定着を目指すとともに、論理的文章および文学的文章を根拠に基づき論理的に理解する能力を育てる。漢字や語句についても、まずは義務教育レベルの復習と定着を目指す。小論文を書く力の土台を築く。日本人が古来愛読してきた古典を読み理解することで、日本人としての基礎的教養と多用なものの見方を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 古文の歴史的仮名遣いに基づいて内容を把握して音読し、現代の言葉で内容を説明することができる。 | 古文の歴史的仮名遣いに基づいて内容を把握して音読しすることができる。 | 古文の歴史的仮名遣いに基づいて音読し、内容を把握することができない。 |
| 評価項目2 | 評論文の構成を把握し、論理を追って読み取り、主題を表現することができる。 | 評論文の構成を把握し、論理を追って読み取り、主題を読み取ることができる。 | 評論文の構成を把握し、論理を追って読み取り、主題を読み取ることができない。 |
| 評価項目3 | 自分で興味を持ったものを調べ、わかりやすくレジュメにまとめて発表することができる | 自分で興味を持ったものを調べ、レジュメにまとめて発表することができる | 自分で興味を持ったものを調べ、レジュメにまとめて発表することができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
義務教育レベルの国語力の復習と定着を目指すとともに、論理的文章および文学的文章を根拠に基づき論理的に理解する能力を育てる。漢字や語句についても、まずは義務教育レベルの復習と定着を目指す。日本人が古来愛読してきた古典を読み理解することで、日本人としての基礎的教養と多用なものの見方を身につける。
授業の進め方・方法:
講義形式で行うが、音読等による授業参加を加えて理解を深める。による講義形式で行うが、音読等による授業参加を加えて理解を深める。
注意点:
◆関連科目
内容の関連：総合国語IA・総合国語IB（後期）
コミュニケーション能力：外国語・保健体育
人間の探求と複眼的思考：歴史・政治経済
◆受講する皆さんへのメッセージ：
・学生の積極的な参加、発言、介入を期待している。
・双方向のやりとりを増やし、理解の定着を目指す。
・理解度を確認し進めるため、シラバスの若干の変更はあり得る。
・的確な板書を心がけ、ノートをとる時間を確保する。
・評価が60％に満たない学生には、追認試験を行うことがある。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
オリエンテーション
古典入門 |
この講義のオリエンテーションを行う。
古典を学ぶことの意味を考える。
児のそら寝を通して、読みの規則を把握する
|
| 2週 |
絵仏師良秀 |
「絵仏師良秀」の冒頭を分析し、内容を理解することができる。古典文法の基礎についても理解することができる。
|
| 3週 |
絵仏師良秀 |
「絵仏師良秀」の後半を分析し、内容を理解することができる。古典文法の基礎についても理解することができる。
|
| 4週 |
絵仏師良秀 |
「絵仏師良秀」の全体を分析し、内容を理解する。古典文法の基礎についても理解することができる。
『宇治拾遺物語』や『今昔物語』をもとにした近代以降の小説を調べて紹介する。
|
| 5週 |
水の東西 |
全文を読み、全体の構成を考え、おおよその論の展開を把握することができる。
|
| 6週 |
水の東西 |
構成を念頭に置き、各段落の役割を把握し、細部を理解することができる。
|
| 7週 |
水の東西 |
構成を念頭に置き、各段落の役割を把握し、細部を理解することができる。東西の文化の違いを１つを例にとって、紹介することができる。
|
| 8週 |
前期中間試験 |
これまでの理解を確認する。
|
| 2ndQ |
| 9週 |
徒然草
奥山に猫またといふもの |
徒然草の文学史的な位置づけを説明できる。「猫また」を音読し、内容を現代語で説明することができる。
|
| 10週 |
徒然草
ある人弓射ることを習ふに |
「ある人弓射ること」の文章を音読し、内容を現代語で説明することができる。兼好の主張を説明することができる。
|
| 11週 |
徒然草
花は盛りに |
「花は盛りに」を音読し、内容を把握し説明することができる。兼好の美意識を理解し、説明することができる。
|
| 12週 |
美しさの発見 |
全文を読み、全体の構成を考え、おおよその論の展開を把握することができる。
|
| 13週 |
美しさの発見 |
構成を念頭に置き、各段落の役割を把握し、細部を理解することができる。
|
| 14週 |
美しさの発見 |
構成を念頭に置き、各段落の役割を把握し、細部を理解することができる。高階秀爾の「名画を見る眼」から１つを読み、紹介することができる。
|
| 15週 |
期末試験 |
既習事項の確認と定着を図る。
|
| 16週 |
前期期末試験の返却と解説 |
答案返却
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 75 | 10 | 0 | 0 | 0 | 15 | 100 |
| 基礎的能力 | 75 | 10 | 0 | 0 | 0 | 15 | 100 |
| 専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |