英語表現Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語表現Ⅰ
科目番号 0005 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『総合英語One』(アルク)、『総合英語One完全準拠Grammar Book』(アルク)、『総合英語One完全準拠Workbook』(アルク)
担当教員 大畑 真也

到達目標

本科目は、英語という言語をとおして、学問分野の枠をこえた豊かな教養を身に付けると同時に、ある事柄について多角的な観点から批判的に検討することができる能力を習得することをめざす(DP3)。そのために、本科目の受講生は、とりわけ次の二つを習得することを目標とする:
(1) 高校初・中級レベルの基本的な英語に関する知識(英文法)を理解することができる
(2) 英文法の知識を、実際に自由自在に運用することができる。
さらに、本科目の受講生には、母語である日本語と英語の比較を通して、「ことば」のもつ面白さに気づいてもらいたい。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英検準2級から2級レベルの語彙や文構造を用いた英文を聞いたり読んだりして、その内容を正確に理解することができる。英検準2級から2級レベルの語彙や文構造を用いた英文を聞いたり読んだりして、その内容をだいたい理解することができる。英検準2級から2級レベルの語彙や文構造を用いた英文を聞いたり読んだりして、その内容をほとんど理解することができない。
評価項目2英検準2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、十分に相手に伝わるように話す(発表・やりとり)ことができる。英検準2級から2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、だいたい相手に伝わるように話す(発表・やりとり)ことができる。英検準2級から2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、あまり話す(発表・やりとり)ことができない。
評価項目3英検準2級から2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、十分に相手に伝わるように書くことができる。英検準2級から2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、だいたい相手に伝わるように書くことができる。英検準2級から2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、ほとんど書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目では、英語を運用する基盤であるルール(総じて英文法という)を学ぶ。さらに、演習や表現活動をとおして、学習した知識を自由自在に運用できるようにする。特に、これまでの学習で積み重ねてきた事柄を整理することに加えて、品詞や文法という枠組みを通して英語に触れることを通して、語学の学習基盤を培う。さらに、受講生には、日本語と英語を比較することによって、言語をメタ的にみる力を身につけてもらいたい。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義並びに演習を基本とする。また、適宜学生どうしの学び合いも取り入れつつ進めていく。
(授業外学習・事前)学習するトピックについて、中学校で学習した内容を振り返っておく。
(授業外学習・事後)『総合英語One』を読み、学習した内容を自分の中で咀嚼・整理する。学習した英文を繰り返して音読することで定着に努める。さらに、実際に英語を運用する際に、本科目で学習したことを思い出し、少しでも文法に対して意識を向けるようにする。
注意点:
<一般的な注意事項>
・授業に際しては、辞書を持参すること。
・授業中における、不必要な会話や、許可のないスマートフォンの使用は厳禁とする。
・シラバスは計画であるため,進度や学生の理解度等におうじて,柔軟に授業運営を行う。
<評価について>
・原則として,毎回行う小テストを30%,定期試験を70%として評価を行う。別途課題を課したり確認テストを行ったりすることもありうる。
・本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。評価が50点に満たないものは、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められたものにあっては、その評価を50点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
授業の概要や目的について理解する。
2週 品詞と文型➀ 英文法の基本概念を理解し、問題を解くことができる。
3週 品詞と文型➁ 英文法の基本概念を理解し、問題を解くことができる。
4週 時制(1) 時制についての基本概念を理解し、問題を解くことができる。
5週 時制(2) 時制についての基本概念を理解し、問題を解くことができる。
6週 時制(2)・完了(1) 時制についての基本概念を理解し、問題を解くことができる。
7週 完了(2) 時を表す表現についての理解を深め、問題を解くことができる。
8週 中間試験 成績評価・確認
2ndQ
9週 答案の返却
助動詞(1)
解答と解説等
助動詞のもつコアな意味について理解することができ、問題を解くことができる。
10週 助動詞(2) 助動詞のもつ意味について理解し、問題を解くことができる。
11週 受動態(1) 態について理解し、日本語と英語の違いについて意識的になることができる。
12週 不定詞(1)
不定詞について理解し、問題を解くことができる。
13週 不定詞(2)・動名詞(1)
不定詞・動名詞について理解し、問題を解くことができる。
14週 動名詞(2) 動名詞について理解し、問題を解くことができる。
15週 期末試験 成績評価・確認
16週 答案の返却等
成績評価・確認等
後期
3rdQ
1週 前期の復習と分詞(1) 不定詞・動名詞・分詞のつながりを理解することができる。
2週 分詞(2) 分詞(2)について理解し、問題を解くことができる。
3週 不定詞・動名詞・分詞(復習) 不定詞・動名詞・分詞について理解を深めることができる。
4週 関係詞(1) 関係詞について理解し、問題を解くことができる。
5週 関係詞(2) 関係詞について理解し、問題を解くことができる。
6週 比較(1) 比較について理解し、問題を解くことができる。
7週 比較(2) 比較について理解し、問題を解くことができる。
8週 中間試験 成績評価・確認
4thQ
9週 答案の返却
解答と解説等
10週 仮定法(1) 英語の仮定法の概念について理解し、問題を解くことができる。
11週 仮定法(2) 英語の仮定法について理解し、問題を解くことができる。
12週 疑問文・否定文 英語疑問文・否定文の面白さに気づき、問題を解くことができる。
13週 その他の文法項目 文法項目と読解をつなげた演習を行う。
14週 復習 これまでの学習の振り返りを行う。
15週 学年末試験 成績評価・確認
16週 答案の返却
解答と解説等

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000