総合国語ⅠA2

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 総合国語ⅠA2
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「現代の国語」「言語文化」(大修館書店)
担当教員 鈴木 志保子

到達目標

調べる、整理する、思考する、書く、といった学習に必要となる基本を学習する。必要に応じて文献を調査し、正しく引用し、自分の意見を論理的に話したり、書いたりできるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実用的な文章を、適切な形式や語句を用いて効果的に作成できる。実用的な文章を、適切な形式や語句を用いて作成できる。実用的な文章を、適切な形式や語句を用いて作成できない。
評価項目2常用漢字の音訓を正しく使える。常用漢字が8割以上書ける。常用漢字の音訓を正しく使える。常用漢字が8割書ける。常用漢字の音訓を正しく使える。常用漢字が書けない。
評価項目3文学的な文章に描かれた人物やものの見方を理解し、根拠に基づき自分の意見を述べることができる。文学的な文章に描かれた人物やものの見方を理解し、自分の意見を述べることができる。文学的な文章に描かれた人物やものの見方を理解し、自分の意見を述べることができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
文学的な文章に描かれる登場人物の心情やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べたり、他者の意見を理解することで、国語の総合力を養っていく。作品の読解を通して、自分の生きる社会や文化について考えを深めていく。
また論理的な文章の読解を通して、言葉で書かれた情報を的確に整理、理解し、読解・発信する力を養う。
授業の進め方・方法:
義務教育レベルの漢字については、毎時、小テストを実施し、読み・書きの定着を図る。教科書の内容については基本的には講義形式だが、調べ学習や発表等、受講生から積極的な参加をうながしたい。
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く。
注意点:
 受け身ではなく、積極的に授業に参加してほしい。授業内容については、状況に応じて受講生と相談のうえ変更する可能性もあるのでご了承ください。
本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を50点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
自己紹介
国語を学ぶ意義について自分の言葉で説明できる。
2週 文学的な文章の読解1ー1
-短歌・俳句・詩
伝統的な表現を味わい、表現形式や歴史について説明できる。
3週 文学的な文章の読解1ー2
-短歌・俳句・詩
作家や作品の時代背景について整理し、説明できる。
4週 文学的な文章の読解1ー3
-短歌・俳句・詩
語句、リズム、レトリックなど、作品の表現を味わいながら、作品を読解することができる。
5週 文学的な文章の読解1ー4
-短歌・俳句・詩
創作や意見の発表を工夫して行える。
6週 論理的な文章の読解1ー1
-他者と交流する
各段落の細部を検証し、語句や論旨を捉えることができる。
7週 論理的な文章の読解1-2
-他者と交流する 
全体の構造を理解し、作品に対する自分の意見を表現できる。
8週 前期中間試験 これまでの知識の定着をはかる。
2ndQ
9週 論理的な文章の読解2ー1
-主張を吟味する
全体を音読し、段落分けをすることができる。
10週 論理的な文章の読解2ー2
-主張を吟味する
各段落の細部を検証し、語句や論旨を捉えることができる。
11週 論理的な文章の読解2ー3
-主張を吟味する
文章の構成や筆者の主張を理解できる。
12週 論理的な文章の読解3ー1
-考えを発信する
全体を音読し、段落分けをすることができる。
13週 論理的な文章の読解3ー1
-考えを発信する
各段落の細部を検証し、語句や論旨を捉えることができる。
14週 論理的な文章の読解3ー1
-考えを発信する
口頭発表を工夫して行える。
15週 後前期期末試験 これまでの知識の定着をはかる。
16週 期末試験の解答・復習 答案返却。これまでの復習と定着を図る。自己の学習到達度を知る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合85000015100
基礎的能力6500001580
専門的能力0000000
分野横断的能力200000020