到達目標
論理的に表現する能力と、論理的に読解する能力をバランスよく育てる。漢字や語句についての知識を身につける。400~600字程度の小論文の書き方の基礎を学ぶ。文学的文章の読解、特に語り手の役割についての理解を通じて、グローバルな視野で物事を考え、表現する能力を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 義務教育レベルから高等学校レベルの漢字を読み書きできる。 | 義務教育レベルの漢字を8割以上読み書きできる。 | 義務教育レベルの漢字を8割以上読み書きできない。 |
評価項目2 | 400~600字の小論文を3段落構成で論理的に記述できる。 | 400~600字の小論文を論理的に記述できる。 | 400~600字の小論文を論理的に記述できない。 |
評価項目3 | 文学的文章を細部まで論理的に読解し、自身の意見を表現できる。 | 文学的文章を論理的に読解することができる。 | 文学的文章を論理的に読解することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
講義形式を主としながら、適宜、演習形式を併用し、小論文の練習を行う。毎時、高等学校1~3年レベルの漢字の小テストを実施する。
授業の進め方・方法:
講義形式を主としながら、適宜、演習形式を併用し、小論文の練習を行う。毎時、高等学校1~3年レベルの漢字の小テストを実施する。
注意点:
小論文を書く課題が多いので、主体的に取り組むこと。義務教育レベルから高等学校レベルへと漢字力や表現力の向上を求めるので、ひらがなで表記してよしとする癖がある学生は、改めること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
小論文の書き方(1) |
論文の定義を理解する。
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2週 |
小論文の書き方(2) |
原稿用紙の使い方を理解する。
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3週 |
小論文の書き方(3) |
間違えやすい表現についての知識を持つ。
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4週 |
小論文の書き方(4) |
序論・本論・結論の3段落構成の小論文を書くことができる。
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5週 |
小論文の書き方(5) |
序論・本論・結論の3段落構成の小論文を書くことができる。
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6週 |
小論文の書き方(6) |
序論・本論・結論の3段落構成の小論文を書くことができる。
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7週 |
宮沢賢治「なめとこ山の熊」(1) |
作品全体の概要を理解する。
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8週 |
宮沢賢治「なめとこ山の熊」(2) |
環境や格差などの諸問題と関連させ、広い視野から問題を設定できる。
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4thQ |
9週 |
宮沢賢治「なめとこ山の熊」(3) |
人物の心情、およびその置かれた状況を整理する。
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10週 |
宮沢賢治「なめとこ山の熊」(4) |
人物の心情、およびその置かれた状況を整理する。
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11週 |
宮沢賢治「なめとこ山の熊」(5) |
人物の心情、およびその置かれた状況を整理する。
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12週 |
宮沢賢治「なめとこ山の熊」(6) |
語り手の役割や表現の効果について議論する。
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13週 |
宮沢賢治「なめとこ山の熊」(7) |
語り手の役割や表現の効果について議論する。
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14週 |
宮沢賢治「なめとこ山の熊」(8) |
語り手の役割や表現の効果について議論する。
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15週 |
定期試験 |
知識や理解の定着を図る。
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16週 |
まとめ・復習 |
知識や理解の定着を図る。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 15 | 0 | 15 | 100 |
基礎的能力 | 45 | 0 | 0 | 15 | 0 | 15 | 75 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 |