到達目標
美的判断力、審美眼、人間理解、研究心などを育てる体験。想像力を働かせ、感性豊かなイメージを創出する力。創造的・独創的な発想能力、表現しながら練り上げていく能力、材料や形式に挑戦や工夫をしていく能力を伸ばす。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 関心・意欲・態度 | 各題材を深く観察、理解し、計画的に制作をしている。 | 各題材を理解し、計画的に制作している。 | 各題材の理解が浅く、計画的に制作されていない。 |
評価項目2 芸術的な感受や表現の工夫 | 各題材を深く観察、理解し、表現の工夫をしている。 | 各題材を理解し、表現している。 | 各題材の理解が浅く、表現に工夫がない。 |
評価項目3 創造的な表現の技能 | 各題材を深く観察、理解し、独創的な表現をしている。 | 各題材を理解し、的確な表現をしている。 | 各題材の理解が浅く、独創的な表現がない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
美術の幅広い活動を通して、美術的体験を豊かにし美術を愛好する心情を育て、感性を高め、創造的な表現と鑑賞能力を伸ばす。
授業の進め方・方法:
表現が中心であるが、一般的基礎知識として最低限の美術史的知識は必要であり、美術史全体を俯眼できることが表現や鑑賞に役立つ事を知る。
注意点:
上手下手にとらわれず、自己の個性に基づいた考えや心を形、色、材料などによって表現する。自分にしか表現できない作品、世界で唯一の作品を制作する。道具は正しい使い方をし、自身の物、貸し出しの物の隔てなく丁寧に扱い片付けを行うこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
・ガイダンス ・鉛筆によるデッサン 「手を描く」 |
・美術には多様な表現が有あり、それぞれの良さや味わいがあることを知る。 ・自分の手の持つ表情をとらえ、観察しながら表し方を工夫する。
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2週 |
鉛筆によるデッサン 「手を描く」 |
・対象を深く観察し、形態、明暗、量感、質感等をつかんで表現する。 ・完成後、講評を行う。
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3週 |
鉛筆によるデッサン 「自画像」 |
・自己を外面と内面の両方から見つめ「何を描くか」を設定する。 ・完成後、講評を行う。
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4週 |
レタリングの基礎 |
・明朝体、ゴシック体について学び、制作する。 ・完成後、講評を行う。
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5週 |
レタリングの応用 |
・欧文のいろいろな書体、創作文字、シンボルマーク等を学び、制作する。 ・完成後、講評を行う。
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6週 |
植物画を描く |
・植物をよく観察し描く。
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7週 |
植物画を描く |
・完成後、講評を行う。
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8週 |
色彩構成とデザイン |
・色の性質や効果を知り、形や構図のアイディアを練る。ラフスケッチを重ねることでイメージを具体化させる。
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4thQ |
9週 |
色彩構成とデザイン |
・視覚伝達のための、具体的なテーマを見つけ、描く。 ・色の対比と形の調和やリズムについて考え表現する。 ・完成後、講評を行う。
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10週 |
ポスターのデザイン |
・構図を組み立てるコントラスト、バランス、リズムなどの造形的要素を考えながら画面を組みたてる。
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11週 |
ポスターのデザイン |
・アクリル絵の具以外の描画材料等を使い制作する。 ・タブレット等での制作も可とする。
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12週 |
ポスターのデザイン |
・完成後、講評を行う。
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13週 |
イラストレーション 「自由課題」 |
・水彩絵の具、アクリル絵の具やその他の描画材料を使い制作する。・コラージュ等のモダンテクニックも可とする。
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14週 |
イラストレーション 「自由課題」 |
〃
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15週 |
イラストレーション 「自由課題」 |
・完成後、講評を行う。
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16週 |
・制作作品の講評会 ・成績評価・確認 |
・自作作品を自己評価する。 ・出欠の確認、作品提出の確認をする。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 50 | 0 | 30 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 50 | 0 | 30 | 20 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |