到達目標
多項式の和差積が計算できる.
基本的な因数分解ができる.
絶対値・平方根の基本的な計算ができる.
2次方程式を解くことができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 整式・有理式の四則演算(因数分解,商と余りを求めることを含む)の問題を解くことがができる. | 整式・有理式の四則演算(因数分解,商と余りを求めることを含む)の基本的な問題を解くことがができる. | 整式・有理式の四則演算(因数分解,商と余りを求めることを含む)の基本的な問題を解くことがができない. |
評価項目2 | 公式を用いて多項式の因数分解の問題を解くことができる. | 公式を用いて多項式の因数分解の基本的な問題を解くことができる. | 公式を用いた因数分解ができない. |
評価項目3 | 因数定理を用いて,高次式の因数分解の問題を解くことができる. | 因数定理を用いて,高次式の因数分解の基本的な問題を解くことができる. | 高次式の因数分解の基本的な問題を解くことができない. |
評価項目4 | 2次方程式の解を求めることができる. | 基本的な問題において2次方程式の解を求めることができる. | 2次方程式の解を求めることができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
整式(多項式)の演算等を通して文字式の取り扱いに慣れることにより,対象を抽象的に扱う方法を学ぶ.また,数の基礎になる実数の概念を学び,絶対値・平方根の取り扱いに習熟する.2次方程式の解について学ぶ.
授業の進め方・方法:
教員単独による講義及び演習
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく.
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く.
注意点:
本科目では,50点以上の評価で単位を認定する.
評価が50点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を50点とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 整式の加法,減法, |
等式の性質を確認する.単項式,多項式の加法,減法ができる.
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2週 |
整式の乗法 |
整式の積を分配法則を用いて展開することができる.公式を用いて展開することができる.
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3週 |
整式の乗法,因数分解 |
公式を用いて因数分解をすることができる
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4週 |
整式の乗法,因数分解 |
公式を用いて因数分解をすることができる
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5週 |
因数分解,整式の除法 |
いろいろな整式の因数分解ができる.
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6週 |
整式の除法 |
整式の除法で,商と余りを求めることができる.
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7週 |
剰余の定理,因数定理 |
剰余の定理,因数定理を理解し整式の計算に応用することができる.
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8週 |
中間試験 |
1回から7回までの講義内容について,中間試験を実施する.
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2ndQ |
9週 |
高次式の因数分解 |
因数定理を用いて,高次式の因数分解ができる.
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10週 |
分数式 |
分数式の四則演算ができる.
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11週 |
実数 |
実数の定義を理解できる.絶対値を含む式の計算ができる.
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12週 |
平方根,複素数 |
平方根,根号について学び,根号を含む式を計算できる.複素数の概念を理解し,四則演算ができる.
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13週 |
複素数 |
複素数の概念を理解し,四則演算ができる.
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14週 |
2次方程式 |
2次方程式を公式を用いて解くことができる.
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15週 |
期末試験 |
第9回以降の講義内容の理解度を測るため,期末試験を行う.
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16週 |
復習 |
期末試験の結果を受けて,定着度の低い事項について復習する.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 演習・提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |