会計学概論Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 会計学概論Ⅱ
科目番号 0040 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 滝澤ななみ著『スッキリわかる日商簿記3級』TAC出版。
ほか,教員が配布する資料等。

会計学概論Ⅰと同様に,家庭学習用に指示する可能性のある「【スタディサプリ】講座選択>資格対策講座>簿記対策講座>日商簿記3級対策講座」を参照できる環境を整えておくこと(BYOD) 。
スタサプ講座のテキスト資料は各動画の下の方からDLできます。
担当教員 塩見 浩介

到達目標

1.経営資源と資源戦略について,十分に理解できる。
2.M&Aとその関連する内容について,十分に理解できる。
3.日商簿記3級の後半部分の内容について,十分に理解ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1経営資源と資源戦略について,十分に理解できる。経営資源と資源戦略について,理解できる。経営資源と資源戦略について,理解できない。
評価項目2M&Aとその関連する内容について,十分理解できる。M&Aとその関連する内容について,理解できる。M&Aとその関連する内容について,理解できない。
評価項目3日商簿記3級の後半部分の内容について,十分理解できる。日商簿記3級の後半部分の内容について,理解できる。日商簿記3級の後半部分の内容について,理解できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
 本講義では,会計学概論Ⅰで学習したことを背景に,経営資源・企業価値の理解,資源戦略,M&A戦略など,発展的な内容について学習を行う。
授業の進め方・方法:
 授業時間の前半は経営資源や企業価値,資源戦略やM&Aなどに関する講義を行う。
 後半は日商簿記3級のテキストの説明・演習を行う(スタサプ併用予定)。

 事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
(授業外学習・事前)授業内容を予習(進む予定の箇所のテキストを読み,理解しにくい点を明らかにしておく)。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題(ワークによる演習とレポート作成による振り返り)。
注意点:
評価が50点に満たないものは,願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を50点とする。評価方法及び評価基準は,本試験と同じとする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション シラバス,授業内容,評価方法等についての説明を行う。
2週 経営資源と企業Ⅰ 株式会社というシステムの成立とこれまでの歴史について学習する。
3週 経営資源と企業Ⅱ 株式会社の設立方法(登記)や株式の取り扱いについて学習する。
4週 経営資源と企業Ⅲ 企業における経営資源について学習する。
5週 M&Aへの導き~資源戦略とPPM~① 経営資源の特性・特徴について学習する。
6週 M&Aへの導き~資源戦略とPPM~② 経営資源の蓄積と獲得について学習する。
7週 M&Aへの導き~資源戦略とPPM~③ 経営資源の資源展開戦略について学習する。
8週 中間試験 中間試験は実施しません。
4thQ
9週 M&Aの基本概念Ⅰ M&Aの基本概念について学習する。
10週 M&Aの基本概念Ⅱ M&Aの基本概念について学習する。
11週 M&A戦略と企業価値Ⅰ 株式の売買等における基本的なルールと企業買収について学習する。
12週 M&A戦略と企業価値Ⅱ 企業買収方法等について,実際の事例を用いて学習する。
13週 M&A戦略と企業価値Ⅲ 企業買収防衛方法等について,実際の事例を用いて学習する。
14週 まとめ これまでの授業のまとめを行う。
15週 期末試験 期末試験
16週 期末試験結果の返却 期末試験の結果を返却する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合75000025100
基礎的能力75000025100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000