英語表現Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語表現Ⅱ
科目番号 0049 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 FACTBOOK English Grammar: Advanced (桐原書店)
担当教員 宍戸 公子

到達目標

テキストの練習問題(インプット)を通して英文法の基礎を固め、正確かつスムーズに英語でのアウトプット(ライティングやスピーキング)ができるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1 文法構造理解テキストの文法項目を理解し、関連する問題を正確に解答できるテキストの文法項目を理解し、関連する問題をほぼ正確に解答できるテキストの文法項目の理解が不十分なため、基礎的問題を正確に解答できない
評価項目2 文法運用能力 既習文法項目に関する知識を用いながら、複合的な問題に関しても正確に解答することが出来る既習文法項目に関する知識を用いながら、複合的な問題に関してもある程度、正確に解答することが出来る既習文法項目が定着していないため、複合的な問題に関してほとんど正確に解答するが出来ない

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
文法は英語でインプット(reading, listening)及びアウトプット(writing, speaking)ができるようにするための根幹をなす。つまり与えられた情報を理解し、また自分が発する情報を他者に理解してもらうには単語の羅列ではなく、正しい文法を使った文章構成が必要となる。この授業では1年生からの継続で文法の基礎項目を学習し、英語運用能力を高める助けとする。
授業の進め方・方法:
・基本的に講師の講義が中心だが、学生は英作文や会話練習を通じて学習項目のアウトプットの機会を持つ。 
・毎回の授業は文法項目の確認→基礎問題→発展/応用問題を行う。小テストもある。
・文法項目を学習した後に、その項目を使った会話文を練習・発表する。
・授業の前後に予習・復習をすること
(授業外学習・事前)テキストの文法説明を読み、練習問題をする(事前に指示)
(授業外学習・事後)授業内容を復習し、宿題をする
注意点:
・練習問題の解答はテキストに書き込まずにノートを使用することを勧める。
・授業には英和辞書を持参し、辞書機能を含めてスマホの使用を禁止する。
・会話練習では、ペアやグループ全員が協力して行うこと。
・課題を必ず提出すること(提出期限を厳守すること)
・本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を50点とする。
・シラバスは授業計画の目安であり、実際の授業進度や学生の理解度に応じて変更する可能性がある

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 16課 動名詞① 授業の目標を理解する。不定詞と動名詞の違いを理解する
2週 17課 動名詞②+会話練習 動名詞を使った慣用表現などを確認する/不定詞や動名詞を使った会話を練習する
3週 18課 分詞① 現在分詞と過去分詞の使い分けを理解する
4週 19課+plus 分詞②+会話練習 分詞構文を中心に発展形を理解する/分詞を使ったスピーチ文を練習する
5週 23課 関係詞① 関係代名詞を理解する
6週 24課 関係詞②+会話練習 関係副詞を理解する+関係詞を使ったスピーチ文を練習する
7週 25課+26課+27課 関係詞③と説 複雑な関係詞とパッケージとしての節の構造を理解する
8週 中間試験 動名詞(1) ~分詞(3)に関する確認テスト:解釈、単語・表現等様々な形式で既習事項が出題される。また、英文法講座での内容も出題される。授業内容重視です。
2ndQ
9週 英作文 パッケージとしての節を使って「もの」を説明する(英作文)
10週 Option6 形容詞+Option7 副詞 形容詞と副詞の違いを理解する
11週 20課 比較① 形容詞と副詞の比較表源の基礎を理解する(原級)
12週 21課+22課 比較② 比較の表現(比較級と最上級)を理解する
13週 英作文+会話練習 形容詞と副詞を使って「人」を説明する(英作文)+形容詞と副詞(比較表現)を使った会話文を練習する
14週 まとめ① 前期の学習項目の総復習(読解、作文、会話など)
15週 期末試験 中間試験以降の授業d学んだ文法項目の確認問題
16週 全体復習+ 成績評価・確認 前期授業のまとめ及び前期の成績評価・確認
後期
3rdQ
1週 28課 仮定法① 仮定法の基本構造を理解する
2週 29課 仮定法②+会話練習 仮定法の発展形を練習する+仮定法を使った会話練習をする
3週 30課 否定① 否定の意味を表わす文の形を理解する
4週 31課 否定② + 32課 疑問詞・疑問文 よく使われる日英語が入った表現を学ぶ+肯定文・否定文・疑問文の形を復習する
5週 英作文+会話練習 これまでに学習した文法項目を使い、自分の生活を説明する(英作文)+会話練習
6週 Option8+9 前置詞 前置詞の意味と環境表現を覚える
7週 Option10 接続詞 接続詞のバリエーションを増やして長文にチャレンジする
8週 中間試験 後期1~7回目の授業で学んだ文法項目の確認問題
4thQ
9週 Option 3+4 名詞 可算名詞と不可算名詞の違いを理解する
10週 Option 4+5 代名詞 様々な代名詞の意味を理解し、使い分けられるようにする
11週 英作文+会話練習 名詞と代名詞を使い分けながら、童話や昔話をまとめる(英作文)
12週 Option1 さまざまな表現 英語特有の表現を学ぶ
13週 Option2 話法 間接話法の構造を理解する
14週 まとめ② これまでの文法力を駆使して、長文読解にチャレンジする(クラスター・リーディング練習)
15週 期末試験 後期中間試験以降の授業で学んだ文法項目の確認問題
16週 全体復習 + 成績評価・確認 通年の文法項目のまとめ及び通年の成績評価・確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト・作文等発表ワークブックポートフォリオその他合計
総合評価割合6020101000100
基礎的能力6020101000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000