歴史Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 歴史Ⅰ
科目番号 0073 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『新詳世界史B』帝国書院
担当教員 横田 数弘

到達目標

異文化理解を深める。各地域・各時代の政治支配構造、社会経済構造、宗教などを理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1先史・古代の歴史的知識を獲得した上で、自分なりに社会的事象を考察し、論ずることができる。先史・古代の歴史的知識を獲得した上で、自分なりに社会的事象を考察できる。先史・古代の歴史的知識を獲得することができない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)目標 前近代の政治・経済・宗教・文化など学ぶことを通して、社会の有為な形成者として必要な歴史的教養(歴史的な知識や物の見方・考え方)を身につける。
(2)概要 本年次では、前近代の世界史を学んでいくが、古代文明の時代を中心に取り扱っていく。教科書の内容を均等に進めるのではなく、特定のテーマを深く掘り下げて考察していく。
授業の進め方・方法:
授業担当教員単独で実施による講義を中心とする授業だが、個別の作業課題を随時実施する予定。先史と古代の世界史を取り扱っていく。
注意点:
評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を50点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 はじめに ガイダンス(年間日程とシラバスの説明)
歴史を学ぶ意義について
2週 先史時代Ⅰ 地球史概観・気候変動と歴史
3週 先史時代Ⅱ 人類の出現
4週 先史時代Ⅲ 農耕・牧畜の始まり
5週 先史時代Ⅳ 文明の誕生(先史から歴史時代へ)
6週 オリエント世界と古代文明の成立Ⅰ オリエント世界・地中海世界の風土
7週 オリエント世界と古代文明の成立Ⅱ メソポタミア文明(1)
8週 オリエント世界と古代文明の成立Ⅲ メソポタミア文明(2)
2ndQ
9週 前期中間試験 これまでの学習内容の確認
10週 オリエント世界と古代文明の成立Ⅳ エジプト文明(1)
11週 オリエント世界と古代文明の成立Ⅴ
エジプト文明(2)
12週 オリエント世界と古代文明の成立Ⅵ セム系諸民族の興隆。ユダヤ教の成立。
13週 地中海世界の形成と古代ギリシアⅠ エーゲ文明。ポリスの形成。スパルタとアテネ
14週 地中海世界の形成と古代ギリシアⅡ ペルシア戦争。デロス同盟とペロポネソス同盟。アレクサンドロスの遠征。
15週 地中海世界の形成と古代ギリシアⅢ 古代ギリシアの文化。ヘレニズム文化。
16週 前期末試験 前期中間試験以降の学習内容の確認
後期
3rdQ
1週 地中海世界の成長と古代ローマⅠ 地中海世界の概観。共和政ローマ。
2週 地中海世界の成長と古代ローマⅡ ポエニ戦争とローマ社会の変質
3週 地中海世界の成長と古代ローマⅢ 帝政ローマ(1)
4週 地中海世界の成長と古代ローマⅣ 帝政ローマ(2)
5週 地中海世界の成長と古代ローマⅤ 古代ローマ文化。キリスト教の成立と発展。
6週 南アジア世界・東南アジア世界の形成Ⅰ 南・東南アジア世界の風土と社会
7週 南アジア世界・東南アジア世界の形成Ⅱ インダス文明(文化と宗教を中心に)
8週 南アジア世界・東南アジア世界の形成Ⅲ 東南アジア地域の文化と社会
4thQ
9週 後期中間試験 後期のこれまでの学習内容の確認、
10週 東アジア世界と中華文明の形成Ⅰ 東アジア世界の風土
11週 東アジア世界と中華文明の形成Ⅱ 中華文明の形成
12週 東アジア世界と中華文明の形成Ⅲ 秦漢帝国と東アジア中国の分裂(三国時代、南北朝時代)
13週 東アジア世界と中華文明の形成Ⅳ 東アジア世界の変動(朝鮮や日本の国家形成、隋・唐の中国再統一)
14週 イスラーム世界の形成と拡大Ⅰ イスラーム文明の誕生
15週 イスラーム世界の形成と拡大Ⅱ イスラーム世界の拡大
16週 学年末試験 後期中間試験以降の学習の確認・成績確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力3000010040
専門的能力3000010040
分野横断的能力1000010020