総合英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 総合英語Ⅲ
科目番号 0074 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『TOEIC L&Rテスト文法特急』『TOEIC L&Rテスト読解特急』(共に朝日新聞出版)『TOEIC 公式ボキャブラリーブック』(IIBC)『ラピッドリーディング改訂版Level3』(美誠舎)
担当教員 宍戸 公子

到達目標

1~2年生で学習した文法項目をTOEIC試験で活用できるようにする。
試験に必要な単語力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 文法理解力TOEICL&Rテストで使われる英文法を理解し、問題に正しく答えることができる。TOEICL&Rテストで使われる英文法をほぼ理解し、問題に大体正しく答えることができる。TOEICL&Rテストで使われる英文法をあまり理解していないため、問題に正しく答えることができない。
評価項目2 読解力TOEICL&Rテストの読解問題の文章の内容をほぼ理解し、問題に正しく答えることができる。TOEICL&Rテストの読解問題の文章の内容を大まかに理解し、半分~大体の問題に正しく答えることができる。TOEICL&Rテストの読解問題の文章の内容をあまり理解出来ないため、問題に正しく答えることができない。
評価項目3 語彙力TOEIC L&Rテスト問題に使われる単語の意味及びその同義語・反対語まで広く知っているTOEIC L&Rテスト問題に使われる単語の意味をほぼ知っているTOEIC L&Rテスト問題に使われる単語の意味をあまり知らない

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ビジネスシーンでの英語運用能力を問うTOEIC試験では、1~2学年での英語学習だけでは対応できないlistening, readingの理解力が必要である。このクラスでは英文法を中心に既習項目を復習しながらTOEIC試験対策としての練習を行なう。
授業の進め方・方法:
・毎回、練習問題を解きながら講義+演習形式で進める。
①単語テスト(『TOEIC公式ボキャブラリーブック』から出題)
②テキストの出題項目分類に従い、文法の復習→学生がテキストの担当問題を解説(担当問題は事前に決定)→応用問題にチャレンジし、理解度をチェック
③授業後に担当問題に関するレポートを提出
・学習単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である。
(授業外・事前)授業内容を予習しておくこと
(授業外・事後)授業内容を復習しておくこと
注意点:
・授業には英和辞書を持参すること(辞書機能を含め、授業中はスマホの使用を認めない)
・練習問題の解説ではグループ全員が協力すること。クラスメートからの質問にも答えられるようにテキスト以外の部分も準備しておくこと
・課題は提出期限を厳守すること
・本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
・シラバスは授業計画の目安であり、実際の授業進度や学生の理解度に応じて変更する可能性あり

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、「品詞」① 授業のすすめ方/TOEIC試験の説明、品詞と語順を考える(Part 5の問題にチャレンジ)
2週 「品詞」② 品詞と語順を考える(Part 5の問題にチャレンジ)
3週 「主述の一致」 英文の主述の一致を再確認する(Part 5の問題にチャレンジ)
4週 「時制」(仮定法を含む) 英文の動詞(時制)を再確認する(Part 5の問題にチャレンジ)
5週 Part 6問題 Part 5のテクニックを使いながらPart 6の問題にチャレンジ
6週 Part 7問題(Single Passage) 読解問題に取り組む基本テクニックを学ぶ(Part 7の問題にチャレンジ)
7週 「文脈」 接続詞に注目する(Part 5の問題にチャレンジ)
8週 中間試験 1回目~7回目の授業内容+応用問題(TOEIC Part 5,6,7問題)
2ndQ
9週 「語法」① 単語の意味を確認する(Part 5の問題にチャレンジ)
10週 「語法」② 単語の意味を確認する(Part 5の問題にチャレンジ)
11週 「態」「自動詞vs他動詞」① 自動詞/他動詞の区別と能動態/受動態の頻出文型を確認する(Part 5の問題にチャレンジ)
12週 「態」「自動詞vs他動詞」② 自動詞/他動詞の区別と能動態/受動態の頻出文型を確認する(Part 5の問題にチャレンジ)
13週 Part 6問題(文章の選択) 文章全体の流れ・内容から空欄に入れる文を選ぶ問題の解き方を学ぶ(Part 6の問題にチャレンジ)
14週 Part7問題(Double Passages) 2つの文章の関係を考える(Part 7の問題にチャレンジ)
15週 期末試験 中間試験以降の授業内容+応用問題(TOEIC Part 5, 6, 7問題)
16週 前期の復習、成績評価・確認 前期の復習及び夏休み課題の説明、前期の成績評価・確認
後期
3rdQ
1週 「構文」 基本的な構文を復習する(Part 5の問題にチャレンジ)
2週 「格」 人称代名詞や他の代名詞を再確認する(Part 5の問題にチャレンジ)
3週 Part 6問題 解き方のヒントを再確認する(Part 6の問題にチャレンジ)
4週 Part 7問題(Single passage) 速読・速答のコツを学ぶ(Part 7の問題にチャレンジ)
5週 名詞 名詞を復習する(Part 5の問題にチャレンジ)
6週 「修飾」 名詞の修飾について考える(Part 5の問題にチャレンジ)
7週 Part 7問題(Triple passages) 3つの文章の関係を考える(Part 7の問題にチャレンジ)
8週 中間試験 1回目~7回目の授業内容+応用問題(TOEIC Part 5,6,7問題)
4thQ
9週 「関係詞」 関係詞を復習する(Part 5の問題にチャレンジ)
10週 熟語 熟語を復習する(Part 5の問題にチャレンジ)
11週 「前置詞/接続語/修飾語」 前置詞と接続詞の使い方を復習する(Part 5の問題にチャレンジ)
12週 副詞と形容詞 副詞と形容詞の違いと比較の形を確認する(Part 5の問題にチャレンジ)
13週 Part 7問題まとめ①(Single, Double, Triple) Part 7(シングル、ダブル、トリプルパッセージ)の問題にチャレンジ
14週 Part 7問題まとめ②(Single, Double, Triple) Part 7(シングル、ダブル、トリプルパッセージ)の問題にチャレンジ
15週 期末試験 中間試験以降の授業内容+応用問題(TOEIC Part 5, 6, 7問題)
16週 全体復習、成績評価・確認 後期の復習、通年の成績評価・確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験発表・レポート単語テスト態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701020000100
基礎的能力701020000100