総合国語Ⅲ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 総合国語Ⅲ
科目番号 0078 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 新編 国語A
担当教員 宮城 信

到達目標

評論や文学作品を適切に評価し、論理的に理解できる。
漢字・語句を含め豊かな表現力を身に付けている。
目的に応じた800~1200字程度の文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1評論や文学作品を理解し、独自の基準で評価できる。評論や文学作品を適切に評価し、論理的に理解できる。評論や文学作品の内容を理解できない。
評価項目2漢字・語句を含め豊かな表現力を使いこなせる。漢字・語句を含め豊かな表現力を身に付けている。教育漢字・中学生レベルの語句がが十分に使いこなせない。
評価項目3読み手の評価も意識しながら、目的に応じた800~1200字程度の文章を書くことができる。目的に応じた800~1200字程度の文章を書くことができる。目的に応じた400字程度の文章を書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
講義形式を主としながら、適宜、演習形式を併用し、小論文の練習を行う。毎時、高等学校1~3年レベルの漢字の小テストを実施する。
授業の進め方・方法:
講義形式を主としながら、適宜、演習形式を併用し、小論文の練習を行う。毎時、高等学校1~3年レベルの漢字の小テストを実施する。
注意点:
文章を書く課題を多く取り入れているので、積極的に取り組むこと。
誤字脱字などがないか常に意識しながら、書いた文章を読み直す習慣を付けること。
演習や課題には積極的に取り組むこと(よく分からなくても諦めず努力すること)。

評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

新単元に入るときは必ず教科書に目を通しておくこと。また、漢字の学習や基礎知識について家庭学習を指示することがある。十分に復習して小テストに臨むこと。その他に授業内容に即して課題を出すこともある。確実に提出すること(成績に含む)。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・数え方で磨く日本語 ガイダンスを行う。
日本語の助数詞や外国語との比較を行い、数の仕組みについて考える。本文の導入を読む。
2週 数え方で磨く日本語 本文を通読し、文章の構成を理解する。語句について確認する。
3週 数え方で磨く日本語 自分の経験に照らして助数詞のはたらきや使い分けについて話し合う。
4週 調律師のるみ子さん 本文を通読し、文章の構成を理解する。語句について確認する。
5週 調律師のるみ子さん 作品の味わいについて考え、どのような点に注目すべきか話し合う。
6週 調律師のるみ子さん 筆者の感性に触れ、作品が書かれた経緯について考える。
7週 ワスレナグサ 本文を通読し、文章の構成を理解する。語句について確認する。
8週 ワスレナグサ 内容をまとめ、筆者の考えについて考察する。
2ndQ
9週 バグダッドの靴磨き 本文を通読し、文章の構成を理解する。語句について確認する。
10週 バグダッドの靴磨き 文章構成を確認し、筆者の意見を読み取る。
11週 バグダッドの靴磨き 作品全体について考えを深め、自分の考えを書く。
12週 経験の教えについて 本文を通読し、文章の構成を理解する。語句について確認する。
13週 経験の教えについて 文章を精読し、筆者の主張の論理構造について確認する。
14週 経験の教えについて 内容をまとめ、筆者の意見について考察する。
15週 期末試験 学習事項の確認と定着を図る。
16週 成績評価・確認 試験を返却し、これまでの学習事項の復習、及び定着を図る。
後期
3rdQ
1週 ガイダンス・小論文ガイダンス ガイダンスを行う。
小論文を書く目的、目指す課題について講義する。簡単な文章を書く。
2週 小論文 要約について学習し、簡単な文章を書く。
3週 小論文 課題文型小論文の構成を学習し、簡単な文章を書く。
4週 小論文 データ読み取り型小論文を学習し、簡単な文章を書く。
5週 小論文 本格的な小論文を書き、小論文のまとめをする。
6週 クマを変えてしまう人間 本文を通読し、文章の構成を理解する。語句について確認する。
7週 クマを変えてしまう人間 内容をまとめ、筆者の意見について考察する。
8週 山月記 通読し、作品を味わう。語句の確認。
4thQ
9週 山月記 内容を深める。「月」や李徴の内面の表出について考える。
10週 山月記 文章全体の構成や、舞台設定、李徴の独白の真意などに着目し理解を深める。
11週 山月記 作品全体について考えを深め、自分の考えを書く。
12週 大量生産の眩暈 本文を通読し、文章の構成を理解する。語句について確認する。
13週 大量生産の眩暈 内容をまとめ、筆者の意見について考察する。
14週 永訣の朝 詩の文章に触れ、言葉の表現と効果について考える。
15週 期末試験 学習事項の確認と定着を図る。
16週 成績評価・確認 試験を返却し、これまでの学習事項の復習、及び定着を図る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合7000150085
基礎的能力4500150060
専門的能力0000000
分野横断的能力250000025