到達目標
1.ディクテーションを通して、英文の内容理解を音声、綴字、文法を総合的に活用して行えるようになる。
2.文章構造の知識を使って英文を要約することを通じて、説明的文章の正確な読解力を身に付ける。
3.文章構造の知識を使って英文を要約することを通じて、英文で自己の考えを論理的に表現する英語力を身に付ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
ディクテーション | ディクテーションを通して、英文の内容理解を音声、綴字、文法を総合的に活用して正確に行える。 | ディクテーションを通して、英文の内容理解を音声、綴字、文法を総合的に活用しておよそ行える。 | ディクテーションを通して、英文の内容理解を音声、綴字、文法を総合的に活用して行えない。 |
英文要約と正確な読解力 | 文章構造の知識を使って英文を要約することを通じて、説明的文章の正確な読解力を身に付けている。 | 文章構造の知識を使って英文を要約することを通じて、説明的文章のおよそ正確な読解力を身に付けている。 | 文章構造の知識を使った英文要約力も、説明的文章の正確な読解力も身に付けていない。 |
英文要約と論理的説明力 | 文章構造の知識を使って英文を要約することを通じて、英文で自己の考えを論理的に表現する英語力を身に付けている。 | 文章構造の知識を使って英文を要約することを通じて、英文で自己の考えを論理的に表現する英語力をおよそ身に付けている。 | 文章構造の知識を使った英文要約力も、英文で自己の考えを表現する英語力も身に付けていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この授業は、中国の受験事情、貧富の格差問題、ゲームの積極的な効用、AIとこれからの社会、諸外国の刑務所の機能、増え続ける言葉等、世界で進行する様々な変化に注目して広い視野を獲得するとともに、そうした説明的・論理的に書かれたまとまった分量の英文を「要約」する作業を通じて、第一に正確な読解力、第二に英語で論理的に書く力、さらには英文を書くための文法力と語彙力の構築、ディクテーションを通じた聴解力といった英語力の習得を目標としています。
授業の進め方・方法:
本授業は、基本を学生が主体的に参加する発表・演習形式で行われます。授業は、まずまとまった量の英文のディクテーションから始められ、次にそこで書き取った英文を要約する作業をコアとしています。英文を的確に要約する際には、内容の切れ目に注目してそれを探す能力が求められます。したがって、学生には積極的な発言を要求して、内容の切れ目を見つけていくための議論に参加してもらいます。加えて、論理的で説明的な要約を仕上げるための「書き方」も講義されます。授業のクライマックスは、クラスで議論して決定した内容の切れ目に注目して、各自で3~4文の英文要約を書き、数人の学生にホワイト・ボードに発表してもらいます。
注意点:
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることが出来る。追認試験の結果、単位の修得が認められた 者にあっては、その評価を60点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
Lesson 8: Bridging a Divide (1) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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2週 |
Lesson 8: Bridging a Divide (2) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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3週 |
Lesson 9: A Drinking Problem (1) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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4週 |
Lesson 9: A Drinking Problem (2) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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5週 |
Lesson 10: Transparency International (1) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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6週 |
Lesson 10: Transparency International (2) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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7週 |
Lesson 11: Counting Sheep (1) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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8週 |
Lesson 11: Counting Sheep (2) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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4thQ |
9週 |
中間考査 |
授業で学んだ内容について考査する。
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10週 |
Lesson 12: Trains, Planes, and Arrests (1) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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11週 |
Lesson 12: Trains, Planes, and Arrests (2) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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12週 |
Lesson 13: Skin Deep (1) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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13週 |
Lesson 13: Skin Deep (2) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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14週 |
Lesson 14: Hope (1) |
ディクテーションで内容を理解でき、的確な要約を作ることができる。
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15週 |
期末試験 |
第1週~14週までの内容の学習度を測るために、期末試験を行なう。
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16週 |
成績確認とまとめ |
成績の確認、及び、学習内容の整理・総合を行う。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |