経済学Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 経済学Ⅰ
科目番号 0098 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 N・グレゴリー・マンキュー(足立、石川ほか訳)『マンキュー入門経済学 (第3版)』 東洋経済新報社、2019年。
担当教員 新里 泰孝

到達目標

経済学・ミクロ経済学の基礎知識・理論の習得、経済現象の理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目授業で学ぶ経済学の専門用語を十分理解し、それを基に経済の動きを説明、考察できる。授業で学ぶ経済学の専門用語をある程度理解し、それを基に経済の動きをある程度説明、考察できる。授業で扱う経済学の専門用語の理解が足りず、経済の動きを説明、考察できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
目標:経済諸事象の意味を理解し、考察できるようになること。
概要:経済学の専門用語を十分理解し、それを基に経済の動きを説明、考察できるようになります。世界や日本、富山の経済問題・ニュースを認識し考えます。前期の経済学Ⅰでは、個別市場、個別産業を対象とするミクロ経済学を学びます。商品の価格や生産量、取引量がどのようにして決まるのか、どのような要因で変化するかを考えます。身近な例として、富山県のチューリップ産業も取り上げます。
授業の進め方・方法:
講義を中心に進める。グループ学習などのアクティブラーニングを取りいれます。パソコンを使いエクセルやワードの作業や課題提出も行います。新聞も教材に使います。学生の理解度に応じて、授業計画を変更することがあります。
事前に行う準備学習:講義の復習および予習を行ってから授業にのぞむこと
注意点:
定期試験(中間試験50%および期末試験50%)80点、ポートフォリオ(態度、発表、課題などの平常点)20点とし、合計60点を合格とする。評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
学修単位のため、30時間相当の授業外学習が必要である。
授業外学習・事前:授業内容を予習しておく。
授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス シラバスの内容を確認し、ガイダンスを行う。社会・経済問題について認識する。
2週 経済学とは(1) 社会・経済問題についての認識を深め、経済学のアプローチを学ぶ。
3週 経済学とは(2) 経済学のアプローチを学ぶに必要な、グラフ・数学の用法を学ぶ。
4週 需要と供給(1) 需要曲線、供給曲線
5週 需要と供給(2) 市場均衡
6週 政府の政策(1) 価格規制、課税
7週 政府の政策(2) 弾力性
8週 中間試験 重要事項とその理解を確認する
2ndQ
9週 市場の効率性(1) 消費者余剰、生産者余剰
10週 市場の効率性(2) 市場の効率性と市場の失敗
11週 外部性(1) 社会的費用
12週 外部性(2) 外部性の内部化
13週 貿易の利益(1) 絶対優位、比較優位
14週 貿易の利益(2) 輸出、輸入
15週 期末試験 前期の学習内容の理解を確認する。
16週 期末試験の講評と学期のまとめ 成績評価・確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000