哲学Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 哲学Ⅱ
科目番号 0099 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 鷲田清一『わかりやすいはわかりにくい? 臨床哲学講座』(ちくま新書)
担当教員 冨田 詩郎

到達目標

現代人を取り巻く様々なパラドックスに気づき、哲学の発想から、常識とは違う角度からものを見る方法を考えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1現代人を取り巻く様々なパラドックスにとてもよく気づき、哲学の発想から、常識とは違う角度からものを見る方法を考えることが、とてもよくできる。現代人を取り巻く様々なパラドックスに気づき、哲学の発想から、常識とは違う角度からものを見る方法を考えることができる。現代人を取り巻く様々なパラドックスに気づき、哲学の発想から、常識とは違う角度からものを見る方法を考えることができない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
善悪・美醜・真偽の成立可能性などについて。通史的に代表的な思想家の言説を手がかりとして考える。入門書・啓蒙書や邦訳された哲学書などの記述を参考に上記のテーマについて理解と考察を進め、自分なりの考えを表明できることを目標とする。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を中心とする。必要に応じて、学生による発表と討論を交える
注意点:
講義プリントや資料などの保存・整理を怠らないこと。授業では、毎回、自分で読み・考え・表現することが求められます。授業への参加の態様も評価の対象となります。授業計画は理解度・関心度などに応じて適宜、変更されることがあります。 評価が60点に満たないときは、願い出により追認試験を受けることができる。知人試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
実践哲学・倫理学を学ぶ意義
学習・評価方法のガイダンス
哲学を人間の営みとしてとらえる視点を理解する
2週 意味について 哲学の出発点
問いについて問う
3週 ふるまいについて こころは見える?
4週 人格について 顔は見えない?
5週 生理について ひとは観念を食べる?
6週 時間について 時は流れない?
7週 ホスピタリティについて 待つことなく待つ?
8週 責任について しなければならないことがしたいこと?
4thQ
9週 自由について 所有できないものしか所有できない?
10週 コミュニケーションについて 同じになるよりすれ違いが大事?
11週 弱さについて できなくなってはじめてできること
12週 家族について 憧れつつ憎む?
13週 市民性について 未熟であるための成熟?
14週 知性について わかりやすいはわかりにくい?
15週 期末試験
16週 まとめ
成績評価・確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合85000015100
基礎的能力85000015100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000