到達目標
行動経済学の基礎知識・理論の習得
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目 | 授業で学ぶ経済学・行動経済学の各種テクニカルターム(専門用語)を十分理解し、それを基に人の意思決定や行動、経済の動きを説明できる。 | 授業で学ぶ経済学・行動経済学の各種テクニカルターム(専門用語)をある程度理解し、それを基に人の意思決定や行動、経済の動きをある程度説明できる。 | 授業で扱う経済学・行動経済学の各種テクニカルターム(専門用語)の理解が足りず、人の意思決定や行動、経済の動きを説明できない。 |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
目標:経済諸事象の意味を理解できるようになること
概要:行動経済学を中心として経済学の基礎知識・理論を学ぶ
授業の進め方・方法:
学生の理解度に応じて、授業計画を変更することがある。教員単独で、講義を実施する。
注意点:
定期試験80点、ポートフォリオ(態度、発表、課題などの平常点)20点とし、合計60点を合格とする。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
シラバスの内容を確認し、ガイダンスを行う。
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2週 |
行動経済学(その1) |
経済の動きを知り、理解するには、伝統的経済学と同時に行動経済学が必要であることを理解する。
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3週 |
行動経済学(その2) |
行動経済学の体系、行動経済学の最近の話題について知る。
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4週 |
ヒューリスティックス |
人の意思決定や行動をヒューリスティックスの観点から理解する。代表性、利用可能性、アンカーリングと調整の3つのヒューリスティックスを理解する。
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5週 |
プロスペクト理論(その1) |
人の意思決定や行動をプロスペクト理論の観点から理解する。価値関数を理解する。
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6週 |
プロスペクト理論(その2) |
決定のウェイト付けを理解する。
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7週 |
重要事項の確認 |
重要事項とその理解を確認する。
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8週 |
フレーミング効果 |
人の意思決定と行動をフレーミング効果の観点から理解する。
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2ndQ |
9週 |
メンタル・アカウンティング |
人の意思決定と行動をメンタル・アカウンティングの観点から理解する。
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10週 |
時間選好と割引率(その1) |
人の通時的意思決定に関し、時間選好、割引率(固定割引率、双曲割引率)、利子率を理解する。
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11週 |
時間選好と割引率(その2) |
割引率と人の行動や経済の動きとの関係について理解する。国家間で割引率が異なることを理解する。
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12週 |
リバタリアン・パターナリズムとナッジ |
政府の公共政策についての考え方としてのリバタリアン・パターナリズムを理解する。またそこにおけるナッジという手法を理解する。
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13週 |
行動経済学を生活に役立てる |
暮らし、ビジネス、市場、政策の4つの観点から、行動経済学を生活に役立てる方法を考える。
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14週 |
ゲーム理論 |
人の意思決定をゲーム理論の観点から理解する。
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15週 |
前期の学習内容の確認 |
前期の学習内容の理解を確認する。
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16週 |
成績評価・確認 |
期末試験および成績評価・確認
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |