物流管理論Ⅰ

科目基礎情報

学校	富山高等専門学校	開講年度	2017
授業科目	物流管理論Ⅰ
科目番号	0104	科目区分	専門 / 選択
授業形態	授業	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	国際ビジネス学科	対象学年	3
開設期	前期	週時間数	2
教科書/教材
担当教員	村山 雅子

到達目標

さまざまな情報を収集・分析（統計処理を含む）・伝達する能力を身につけることを目的とする。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	経営科学を学ぶための統計分析の基礎を理解し、簡単な分析ができる。	経営科学を学ぶための基礎的な統計分析を説明に従って簡単な分析ができる。	経営科学を学ぶための基礎的な統計分析手法を用いて簡単な分析ができない。
評価項目2	基礎的な数学の知識を用いて、統計および予測計算を行うことができる。	基礎的な数学の知識を用いて、統計および予測計算を説明に従って行うことができる。	基礎的な数学の知識を用いて、統計および予測計算ができない。
評価項目3	表計算ソフト（Excel）を使用し、基礎的な統計分析に関する演習問題を解くことができる。	表計算ソフト（Excel）を使用し、基礎的な統計分析に関する演習問題を説明に従って解くことができる。	表計算ソフト（Excel）を使用し、基礎的な統計分析に関する演習問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 1 （経営学，外国語と異文化理解，情報処理の知識，技能を総合的に身につけ，それらを応用したビジネス活動ができる。）

教育方法等

概要:

経営科学を学ぶための統計分析の基礎について学ぶ。基礎的な数学の知識を用いて、統計および予測計算を行う。講義において理論を理解するとともに表計算ソフト（Excel）を使用し演習を行う。

授業の進め方・方法:

講義と演習

注意点:

内容について理解を深めるため、演習を取り入れる。
評価が60点に満たないものは、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者は、その評価を60点とする。評価方法および評価基準は本試験と同じとする。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	市場調査と統計（度数分布表）	度数分布表の特徴と概念について学習する。
		2週	市場調査と統計(ヒストグラム)	Excelを使用して度数分布表を作成する。(度数分布表とヒストグラム）
		3週	確率分布	統計指標の計算 分位数の計算
		4週	統計指標の計算	統計指標（標準偏差）の概念について復習する。Excelを使用して計算する。
		5週	ABC分析	(1)Excelを使用してABC分析を行う。 (2)パレート図を作成する。
		6週	需要予測	需要予測の概念について学習する。
		7週	需要予測（単回帰分析）	(1)一次関数の復習 (2)単回帰分析の概念について学習する
		8週	中間試験	１回－８回の既習範囲について試験を行う．
	2ndQ
		9週	需要予測（単回帰分析）	単回帰分析演習
		10週	需要予測（単回帰分析）	微分法の基礎について学習する。
		11週	需要予測（単回帰分析）	OLSの概念について学習する。 OLSによる推定を行う。
		12週	需要予測（単回帰分析）	最小2乗法による推定について理解する。
		13週	需要予測（単回帰分析）	Excelを使用した単回帰分析を行う。
		14週	需要予測（単回帰分析）	単回帰分析（二次式）の概念を学習し、演習を行う。
		15週	期末試験	前期の講義内容について試験を行う
		16週	成績評価・確認	模範解答により解説を行い、成績を確認する。

評価割合

	試験	発表	相互評価	態度	ポートフォリオ	課題・小テスト	合計
総合評価割合	80	0	0	0	0	20	100
基礎的能力	0	0	0	0	0	0	0
専門的能力	80	0	0	0	0	20	100
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0