到達目標
1.無効と取消しの違い,条件と期限について説明できる。
2.代理,無権代理,表見代理の概要について説明できる。
3.債権・債務,不法行為の概要について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 無効と取消しの違い,条件と期限について具体的に詳しく説明できる。 | 無効と取消しの違い,条件と期限について説明できる。 | 無効と取消しの違い,条件と期限について説明できない。 |
評価項目2 | 代理,無権代理,表見代理の概要と当事者の権利義務について詳しく説明できる。 | 代理,無権代理,表見代理の概要について説明できる。 | 代理,無権代理,表見代理の概要について説明できない。 |
評価項目3 | 債権・債務,不法行為の概要について具体的に詳しく説明できる。 | 債権・債務,不法行為の概要について説明できる。 | 債権・債務,不法行為の概要について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
学習目標(授業のねらい)
民法総則を中心に学び、基礎的な内容の習得をめざす。実際の法的諸問題を事例研究として学び,法的素養や法的思考といったリーガルマインドを涵養したい。
授業の進め方・方法:
講義形式。
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容を復習し,重要事項をノート等にまとめる。
注意点:
・試験の成績を100%として評価する。内訳は中間試験(50%),期末試験(50%)とする。
・評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。評価方法及び評価基準は本試験に準じる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 法律行為の自由と制約① |
実現可能性,適法性について説明できる。
|
2週 |
法律行為の自由と制約② |
社会的妥当性,公序良俗について説明できる。
|
3週 |
法律行為の自由と制約③ |
約款について説明ができる。
|
4週 |
無効と取消し |
無効・取消について,その意義や違いを説明できる。
|
5週 |
条件・期限 |
民法総則が定める条件・期限について説明できる。
|
6週 |
期間 |
民法総則が定める期間のルールについて説明できる。
|
7週 |
時効 |
時効(取得時効,消滅時効)について説明できる。
|
8週 |
中間試験 |
第1~7週の学習内容の理解度を測る。
|
4thQ |
9週 |
代理(1) |
代理の基本的しくみと機能,代理権,代理行為について説明できる。
|
10週 |
代理(2) |
無権代理,表見代理について概要を説明できる。
|
11週 |
物権・債権(1) |
物権・債権の概念とその種類,債務の履行と不履行について説明できる。
|
12週 |
物権・債権(2) |
担保権の種類と役割,債務不履行による損害賠償について説明できる。
|
13週 |
不法行為と損害賠償 |
不法行為制度,不法行為の要件と効果,損害賠償制度について説明できる。
|
14週 |
契約 |
契約と意思表示,契約以外の法律行為,典型契約の種類と内容,売買契約・貸借契約の法律関係について説明できる。
|
15週 |
期末試験 |
第9~14週の学習内容の理解度を測る。
|
16週 |
成績評価・確認 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | | | | | | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |