ビジネス英語演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 ビジネス英語演習Ⅰ
科目番号 0115 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 One Hundred Exercises—Grammar for Advanced Students of English as a Second Language, Vol.1, A. Dart, M. Nishihara
担当教員 西原 雅博

到達目標

1.文法規則を正確に理解し運用して、自分の言いたい内容を正確な英文で書き表現することができる。
2.ピリオド、コンマ、セミコロン等のパンクチュエーションと接続詞を意図的に使用して、自分のアイデアを効果的に書き表現することができる。
3.フォーマルな表現、くだけた表現といった言語の社会性について理解することができ、自分の意図する形式を正確に用いることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文法規則を正確に理解し運用して、自分の言いたい内容を正確な英文で書き表現することができる。文法規則を理解してこれを運用して英文を綴ることができる。文法規則の理解が不十分であり、その結果正確な英文を書くことができない。
評価項目2ピリオド、コンマ、セミコロン等のパンクチュエーションと接続詞を意図的に使用して、自分のアイデアを効果的に書き表現することができる。ピリオド、コンマ、セミコロンと接続詞を自覚的に使って正確に意図を表現しようと努力することができる。ピリオド、コンマ、セミコロンや接続詞の使用に関して無自覚である。
評価項目3フォーマルな表現、くだけた表現といった言語の社会性について理解することができ、自分の意図する形式を正確に用いることができる。フォーマルな表現、くだけた表現があることを知って適切に使い分けようとすることができる。言語の使用に社会性があることを理解することも、それを適切に使用しようとすることもできない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
学習目標(授業のねらい)
 社会科学における英文での表現力、説明力の基礎を身につけるためには、慣用的な構文の記憶のみならず、文法規則を使って英文を創造的応用的に書く力が必要となる。そのために特に重点的に扱うのは、動詞の時制の理解と区別、冠詞と前置詞、接続詞といった「機能語」、コンマとセミコロンといったパンクチュエーション、フォーマルな表現・くだけた表現といった規則の運用力に関する内容である。以上の目標は、大学3年次編入学や外国大学への留学の準備ともなりうる。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義及び学生の発表・演習を行なう。
注意点:
毎回、解説の理解とそれを使った練習問題からなる6ページ前後の予習が与えられる(別途シラバス参照)。所要時間は約2時間。準備をして授業に参加すること。テキストを忘れた場合はその授業は欠課とみなす。本来5年生には中間試験を行なう必要はないが、範囲が大きすぎる弊を減らすために「臨時中間試験」を行なう。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることが出来る。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 名詞と形容詞、a/an、無冠詞 名詞と形容詞の区別、a と an の用法の区別ができる。
2週 「場所」の前置詞 at, on, in を中心とした場所の前置詞の用法を区別することができる。
3週 the と a/an 名詞における「特定」と「不特定」の区別の手がかりを見つける。
4週 単純現在形、否定文、疑問文、受動態 単純現在形を使って、その否定形、疑問形、受動態の形式を導くことができる。
5週 等位接続詞 and, but, so, yet、コンマとセミコロンの用法 接続詞 and, but, so, yet 及び コンマとセミコロンの意味と用法を正確に理解し、冠詞、前置詞、単純現在時制(否定形、疑問形、受動態含む)を同時に判断して正確な英文を導くことができる。
6週 従属接続詞(時、理由、譲歩、条件)及び「頻度」の副詞 従属接続詞(時、理由、譲歩、条件)及び「頻度」の副詞の意味と用法を正確に理解し、冠詞、前置詞、コンマとセミコロン、単純現在時制(否定形、疑問形、受動態含む)を同時に判断して正確な英文を導くことができる。
7週 現在進行形、「習慣」を強調する用法 現在進行形の動詞句を正確に書くことができる。及び、これと冠師、前置詞、コンマとセミコロンを同時に判断して正確な英文を導くことができる。
8週 単純現在形と現在進行形の意味の差異と重複、単純過去形 単純現在形と現在進行形の意味の差異と重複、及び、単純過去形の動詞句を正確に理解し、これらと冠詞、前置詞、コンマとセミコロンを同時に判断して正確な英文を導くことができる。
2ndQ
9週 臨時中間試験 第1週~8週までの内容の理解度を測るために、臨時中間試験を行なう。
10週 答案返却、解説
単純過去形と過去進行形の意味の差異及び重複
単純過去形と過去進行形の意味の差異と重複を正確に理解し、これらと冠詞、前置詞、コンマとセミコロンを同時に判断して正確な英文を導くことができる。
11週 単純未来形と未来進行形、条件の従属接続詞 if, unless 等 単純未来形と未来進行形の意味の差異と重複を正確に理解し、これらと冠詞、前置詞、コンマとセミコロンを同時に判断して正確な英文(複文)を導くことができる。
12週 現在完了形(継続、過去形との差異と過去形の代用、経験) 現在完了形(継続、過去形との差異と過去形の代用、経験)の意味を正確に理解し、これらと冠詞、前置詞、コンマとセミコロンを同時に判断して正確な英文(複文)を導くことができる。
13週 現在完了形(習慣、yet と still、完了) 現在完了形(習慣、yet と still、完了)の意味を正確に理解し、これらと冠詞、前置詞、コンマとセミコロンを同時に判断して正確な英文(複文)を導くことができる。
14週 現在完了形と現在完了進行形、それ以前のすべての時制との総合練習 現在完了形と現在完了進行形の意味と用法の差異を正確に理解して、これらと冠詞、前置詞、コンマとセミコロンを同時に判断して正確な英文(複文)を導くことができる。
15週 期末試験 第9週~14週までの内容の理解度を測るために、期末試験を行なう。
16週 答案返却、解説、授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000