到達目標
1.総合原価計算の意義を理解し,十分に正しく会計処理ができる。
2.標準原価計算の意義を理解し,十分に正しく会計処理ができる。
3.直接原価計算の意義を理解し,十分に正しく会計処理ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 総合原価計算の意義を理解し,十分に正しく会計処理ができる。 | 総合原価計算の意義を理解し,正しく会計処理ができる。 | 総合原価計算の理解が不十分で,正しく会計処理ができない。 |
評価項目2 | 標準原価計算の意義を理解し,十分に正しく会計処理ができる。 | 標準原価計算の意義を理解し,正しく会計処理ができる。 | 標準原価計算の理解が不十分で,正しく会計処理ができない。 |
評価項目3 | 直接原価計算の意義を理解し,十分に正しく会計処理ができる。 | 直接原価計算の意義を理解し,正しく会計処理ができる。 | 直接原価計算の理解が不十分で,正しく会計処理ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ビジネス界で評価の高い日商簿記検定2級を取得できることを目標に,そのうちの工業簿記の範囲を網羅する。
本講義では,経営活動がどのように営まれるかをふまえながら,企業の経営活動がどのように記録,報告されるかを学習するために,生きた簿記の技術を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
当科目履修と並行して財務会計論を修得し,日商簿記検定2級を取得することを推奨する。2級合格に対応できるレベルで講義を進めるため,進度を極端に遅くするわけにはいかない。授業の進度に極力ついてくるように予習復習を行うこと。
授業進度は範囲の網羅を優先し,2級検定受験の際には,時間外に対策を行うことを想定している。
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
(授業外学習・事前)授業内容を予習(進む予定の箇所のテキストを読み,理解しにくい点を明らかにしておく)。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題(ワークによる演習とレポート作成による振り返り)。
注意点:
2級ではボリュームが大幅に増え,かなりハードになる。選択学生は,簿記の上位級を身につけることの有利さを理解し,相応の覚悟と目的意識を持って臨んでもらいたい。必要なのは,計画的に学習する意欲とそれを継続する意志なのである。
評価が60点に満たないものは,願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする。評価方法及び評価基準は,本試験と同じとする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 単純総合原価計算 |
完成品原価と月末仕掛品原価について理解し,正しく会計処理ができる。
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2週 |
単純総合原価計算 |
材料の投入形態,および正常減損,正常仕損について理解し,正しく会計処理ができる。
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3週 |
工程別総合原価計算 |
工程別総合原価計算について理解し,正しく会計処理ができる。
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4週 |
組別総合原価計算 |
組別総合原価計算について理解し,正しく会計処理ができる。
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5週 |
等級別総合原価計算 |
等級別総合原価計算について理解し,正しく会計処理ができる。
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6週 |
標準原価計算 |
標準原価計算の目的と意義について理解し,完成品原価と月末仕掛品原価の計算ができる。
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7週 |
標準原価計算 |
原価差異の計算ができ,パーシャルプランとシングルプランによる記帳ができる。
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8週 |
中間試験 |
中間試験
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4thQ |
9週 |
標準原価計算 |
直接材料費,直接労務費,製造間接費のそれぞれの差異の原因別分析ができる。
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10週 |
原価・営業量・利益関係の分析 |
短期利益計画,損益分岐分析,原価分解について理解し,正しく分析,計算ができる。
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11週 |
直接原価計算 |
全部原価計算と直接原価計算の違い,および意義について理解し,正しく会計処理ができる。
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12週 |
直接原価計算 |
直接原価計算の勘定体系図を理解し,直接原価計算による損益計算書の作成ができる。
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13週 |
直接原価計算 |
固定費調整について理解し,正しく会計処理ができる。
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14週 |
工場会計 |
工場会計の独立について理解し,正しく会計処理ができる。
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15週 |
期末試験 |
期末試験
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16週 |
期末試験の解答 |
試験返却
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 55 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 45 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |