総合国語ⅢB

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 総合国語ⅢB
科目番号 0122 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「新編現代文A」(第一学習社),※古典については、プリントを配布する。
担当教員 久保 陽子

到達目標

義務教育レベルの国語力の復習と定着を目指すとともに、論理的文章および文学的文章を根拠に基づき論理的に理解する能力を育てる。漢字や語句についても、まずは義務教育レベルの復習と定着を目指す。日本人が古来愛読してきた古典を読み理解することで、日本人としての基礎的教養と多用なものの見方を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1難解な論理的文章や文学的文章を正確に理解し、分かりやすく説明することができる。難解な論理的文章や文学的文章を正確に理解することができる。難解な論理的文章や文学的文章を正確に理解することができない。
評価項目2課題文や図表を踏まえて、800字程度の小論文を構成を考えて、的確な表現で、論理的に記述することができる。課題文や図表を踏まえて、800字程度の小論文を構成を考えて、ある程度的確な表現で、論理的に記述することができる。課題文や図表を踏まえて、800字程度の小論文を構成を考えて、的確な表現で論理的に記述することができない。
評価項目3日本の代表的な文学作品を読み、その内容を正確に理解し、それが文学史的な位置づけや現代における意義を理解し、分かりやすく説明することができる。日本の代表的な文学作品を読み、その内容をある程度正確に理解し、それが文学史的な位置づけや現代における意義を理解することができる。日本の代表的な文学的を読み、その内容を理解し、それが文学史的な位置づけや現代における意義を理解することができできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
義務教育レベルの国語力の復習と定着を目指すとともに、論理的文章および文学的文章を根拠に基づき論理的に理解する能力を育てる。漢字や語句についても、まずは義務教育レベルの復習と定着を目指す。日本人が古来愛読してきた古典を読み理解することで、日本人としての基礎的教養と多用なものの見方を身につける。
授業の進め方・方法:
基本的には講義形式ではあるが、グループワークやプレゼンテーションなども行う。
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く。
注意点:
受講する皆さんへのメッセージ:
・みなさんの積極的な参加、発言を期待している。
・また、理解度を確認しながら進め、シラバスの内容を変更することもある。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者は、その評価を60点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 小論文 小論文ノートに基づき、800字の小論文を書くための題材集め、構成の立て方を学ぶ。
2週 小論文 小論文ノートに基づき、データから情報の読みとり方を学ぶ。
3週 小論文 小論文ノートに基づき、課題文の要約の仕方を学ぶ。
4週 小論文 小論文ノートに基づき、構成を考えて、800字の小論文を書くことができる。
5週 小論文模試 実際に小論文テストを受ける。
6週 文学の応用編
文学作品について、理解し・考察することができる。
7週 文学の応用編 文学作品について、自分の意見を発表できる。
8週 後期中間考査 学習事項の確認と定着を図る。
自分の学習方法の点検をする。
4thQ
9週 こころ(小説) 全体を音読して、全体の構成を理解し要約することができる。
10週 こころ(小説) 作者と作品の成立について自分の言葉で説明できる。
11週 こころ(小説) 「お嬢さん」をめぐって「私」の「K」に対する気持ちの変化を説明できる。
12週 こころ(小説) 「私」「K」の人物像を整理し、説明することができる。
13週 こころ(小説) 「K」の自殺について、考察し自分の考えを書くことができる。作品について書かれた先行論を読み、他者の考えを理解できる。
14週 こころ(小説) グループで課題についてディスカッションし、相手の考えを理解し、また自分の考えを説明することができる。作品がどのように受容されているか調査し、まとめることができる。
15週 期末試験 学習事項の確認と定着を図る
16週 期末試験の解答 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合85000015100
基礎的能力5500001570
専門的能力0000000
分野横断的能力300000030