ビジネス英語

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 ビジネス英語
科目番号 0123 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Moving ahead in the 21st century: 12 Forward-looking companies, Brenda Hayashi他、松柏社、English Composition Based on the Comparison between English and Japanese, 友繁義典、南雲堂、Longman Preparatory Series for the TOEIC Tests: More Practice Tests, Pearson.
担当教員 西原 雅博

到達目標

1.日本企業の経営に関する語彙を正確に理解し、発音し、書くことが出来る。
2.日本企業の経営に関する英文の説明文を聞き取り、読んで理解し、書き取り、段落を作って自分の意見を述べることが出来る。
3.英語の統語構造を日本語のそれと比較しながら理解し、使うことができ、さらに異文化理解への洞察を高めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本企業の経営に関する語彙を正確に理解し、発音し、書くことが出来る。日本企業の経営に関する語彙を理解し、発音し、ある程度正確に書くことが出来る。日本企業の経営に関する語彙の意味理解、発音、書記が出来ない。
評価項目2日本企業の経営に関する英文の説明文を聞き取り、読んで理解し、書き取り、段落を作って自分の意見を述べることが出来る。日本企業の経営に関する英文の説明文を聞き取り、読んで理解し、書き取ることができ、5文以上で自分の意見を述べることが出来る。日本企業の経営に関する英文の説明文を理解することも、自分の意見を表明することができない。
評価項目3英語の統語構造を日本語のそれと比較しながら理解し、使うことができ、さらに異文化理解への洞察を高めることができる。英語の統語構造を日本語のそれと比較しながら理解し、およそ正確に使うことができ、異文化理解への興味も持つことができる。英語の統語構造の理解もその運用もできず、異文化理解への関心もない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
学習目標(授業のねらい)
 日本企業の経営努力に関する説明文を読むことを通じて、自分の進路選択とつなげた業界研究への関心を高めること、文章構造を理解しそれを活用した論理的な読解力を身につけること、さらに段落の要約やタイトルづけを行うことで、文章構造をもった説明文を書くことに挑戦する。他方では、日英比較による文法規則の学習を通じて、より正確な英文ライティング力をつけるトレーニングを行なう。学期に1度TOEIC模擬テストを行なう。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義と演習を行う。
注意点:
テキスト"Moving ahead" は初見での理解は難しいと思われるので、自分の読解力に応じた準備をして参加する。"English Composition" は指定された箇所を準備した上で授業に参加する。授業の冒頭で、Listening ComprehensionやDictation、あるいは英文の要約の小テストを行なうので、テキストの音読を欠かさず行なうこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 TOEIC模擬テスト(リスニング) 75%以上正解できる。
2週 TOEIC模擬テスト(リーディング) 60%以上正解できる。
3週 「キリン」(1)
日英語の語順
「キリン」の経営に関する英文を訳すことができる。
日英語の語順の特長を理解し活用することが出来る。
4週 「キリン」(2)
動詞中心の日本語、名詞中心の英語
「キリン」の英文について書き取りや聞き取りができる。
動詞的に表現された日本語を名詞を使って英語で書くことができる。
5週 「エドウィン」(1)
「ナル」型の日本語、「スル」型の英語
「エドウィン」の経営に関する英文を訳すことができる。
日本語の「ナル」が英語では「スル」と考えることを理解する。
6週 「エドウィン」(2)
「経過」に対する「結果」
「エドウィン」の英文について書き取りや聞き取りができる。
「経過」を示す try の使い方を理解する。
7週 「NPC」(1)
肯定表現・否定表現
「NPC」の経営に関する英文を訳すことができる。
日本語の否定表現が英語では肯定文で表せることを理解する。
8週 「NPC」(2)
Be の日本語、Have の英語
「NPC」の英文について書き取りや聞き取りができる。
「~テイル」を英語で書くことができるようになる。
2ndQ
9週 中間テスト 第1週~8週の内容の理解度を測るために、中間試験を実施する。
10週 答案返却、解説
「伊藤忠」(1)
「無界性」と「有界性」
「伊藤忠」の経営に関する英文を訳すことができる。
日本語の「ぼかし」を英語では省く書き方をできるようになる。
11週 「伊藤忠」(2)
「状況」と「人間」
「伊藤忠」の英文について書き取りやタイトルをつけることができる。
主語を立てることが出来るようになる。
12週 「亀田製菓」(1)
人間主語と無生物主語
「亀田製菓」の経営に関する英文を訳すことができる。
英語では無生物も主語として立つことを学び書けるようになる。
13週 「亀田製菓」(2)
日本語の自動表現、間接受動文の英語との対応
「亀田製菓」の英文について書き取りやタイトルをつけることができる。
「死なれた」は was died と言えないことを学び書く事が出来るようになる。
14週 「浦和レッズ」(1)
日本語の間接受動文(2)
「浦和レッズ」の経営に関する英文を訳すことができる。
「待たされた」を英語で書けるようになる。
15週 期末試験 第10週~14週の内容の理解度を測るために、期末試験を実施する。
16週 答案返却、解説、授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000100100
基礎的能力200000020
専門的能力7000010080
分野横断的能力0000000