到達目標
1.保険の意義・役割,保険の原理・原則,保険の体系・種類について説明できる。
2.日本の保険制度の歴史と概要を説明できる。
3.火災保険の役割・種類・内容について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 保険のしくみ・原理・意義を正しく理解し,詳しく説明できる。 | 保険のしくみ・原理・意義を説明できる。 | 保険のしくみ・原理・意義を説明できない。 |
評価項目2 | 日本の保険制度の歴史と概要を正しく理解し,詳しく説明できる。 | 日本の保険制度の歴史と概要を説明できる。 | 日本の保険制度の歴史と概要を説明できない。 |
評価項目3 | 火災保険の役割・種類・内容について詳しく説明できる。 | 火災保険の役割・種類・内容について説明できる。 | 火災保険の役割・種類・内容について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
学習目標(授業のねらい)
本講義では,保険制度全般に関する基礎的知識(総論)の習得と,各種保険制度の概要(各論)の理解を目標とする。履修者にとって卒業後に実社会で役立つような内容としていきたい。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を実施する。
注意点:
・試験の成績を100%として評価する。
・評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。評価方法及び評価基準は本試験に準じる。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス,保険とは何か |
保険とは何か,保険の体系について説明できる。
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2週 |
保険のしくみ |
保険のしくみ(大数の法則,収支相等の原則等)について説明できる。
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3週 |
保険の効用と意義 |
保険の経済的効用,社会的効用,保険の弊害について,保険の意義,保険成立の要件について説明できる。
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4週 |
保険の分類 |
損害保険と生命保険,元受保険と再保険,公保険と私保険,保険類似制度の概要について説明できる。
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5週 |
保険料 |
保険料のしくみ,保険料の構成と算定,保険の原則について説明できる。
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6週 |
日本の保険制度 |
日本の保険の歴史,規制制度,業際問題について説明できる。
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7週 |
保険業法の改正 |
保険業法改正の経緯,現行法の概要,規制緩和・自由化について説明できる。
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8週 |
保険会社の破綻と契約者保護制度(1) |
保険契約者保護の必要性,保険会社の破綻要因,早期是正措置について説明できる。
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2ndQ |
9週 |
保険会社の破綻と契約者保護制度(2) |
保険契約者保護制度,保険会社の破綻処理について説明できる。
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10週 |
保険者と被保険者の義務 |
保険者の説明義務,被保険者の告知義務,重大事由による契約解除について説明できる。
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11週 |
製造物責任法とPL保険 |
製造物責任法の内容とそれに対応するための保険について説明できる。
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12週 |
火災保険(1) |
火災保険の役割,歴史,種類と内容について説明できる。
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13週 |
火災保険(2) |
地震保険などの特約,火災保険加入者の注意すべき事項について説明できる。
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14週 |
火災保険(3) |
全部保険・一部保険・超過保険,火災保険の現状と課題について説明できる。
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15週 |
期末試験 |
第1~14週の学習内容の理解度を測る。
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16週 |
答案返却,解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |