Course Objectives
メタ認識、つまり、世界の中の日本の位置、自分のおかれている立場などを考察できるようになること。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | さまざまな形の「教養」を身につけている。 | さまざまな形の「教養」をおおよそ身につけている。 | さまざまな形の「教養」を身につけていない。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
一般教養科の教師によって、さまざまな形の「教養」を身につけることを目指す。
【講義概要】
寺﨑担当分で扱うのは,私たちの生活と科学との関わりについてである。私たちの日常生活は,科学の多大な恩恵を受けている。しかし,一方でいろいろな問題も引き起こしている。1つの物質または事象について多方面から見ることによって,科学とどのように関わっていけばよいかを考える機会にする。
星野担当分で扱うのは、「日本文化」と「中国文化」の比較である。日本と中国は隣国であり,古代から今まで長期にわたって文化交流を行って来たが,お互いに相手の文化に対して優越感を持ったり,劣等感を抱いたり誤解したりすることもあった。本講義の目的はグローバルな活躍のできる国際的人材を育成するため,「日本文化」と「中国文化」を比較することによって両国の文化の相違を再認識して,異文化を正しく評価し,尊重することは重要であることを認識して、国際的な「教養」を身につけることを目指す。
久保担当分では、文学の読み方を学ぶ。日本の現代小説1作品を取り上げ、精読ならびに分析的な読みを通じて、言葉や文章の成り立ちだけでなく、その文学が書かれた社会/文化的状況と文学表現の関係性についても学習する。高校の「国語」から大学の「文学」への橋渡しとなるよう、文学における基本的な知識と読解力を養う。
楽山担当分では、世界における第二言語としての英語の位置付けや役割を理解し、一般的な言語習得の段階と方法論の基礎について扱う。さらに母語と第二言語の習得の仕方についての違いや日常生活における円滑なコミュニケーションを行う上での必要な要素にどんなものがあるかなどついて議論や実践を通して体験的に言語習得の在り方について考える。
Style:
講義とインタラクティブな演習をしながら、内容理解を深めていく。4人の教師によるオムニバス形式で進める。
Notice:
活発な意見を交わすことで、授業に貢献してほしい。授業貢献度も加点する。
担当の教員がそれぞれ評価をつけ,4人の点数の合計で評価を出す。
評価が60点に満たない者は,願い出により追認のレポートを提出できる。追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
オリエンテーション 日常生活と科学の関わり |
教養基礎の授業の進め方について把握する。 日常生活は科学の恩恵を多大に受けていることを学ぶ。
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2nd |
科学と環境との関わり グループディスカッション |
環境問題と科学は大きく関係し合っていることを学ぶ。 グループに分かれ,テーマを決めてどのようにプレゼンテーションするかを話し合う。
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3rd |
グループワーク |
グループで決めたテーマに沿って調べ,プレゼンテーションできるようにまとめる。
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4th |
プレゼンテーション |
グループごとに調べたことを発表し,互いに評価する。
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5th |
文学作品を読むための基礎 |
文学を読むための基本的な知識について、自分の言葉で説明できる。
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6th |
作品の読解(1) 意見交換、同時代評・先行論を読む |
自分の考えを言葉で表現するだけでなく、他者の考えを理解・批評できる。
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7th |
作品の読解(2) 作品分析ならびに社会や文化への理解 |
物語構造ならびに作品を取り巻く社会/文化的状況を理解する。
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8th |
日本と中国の文化の比較1 |
日本と中国の言語について,言語の表現の相違点を再確認し,理解する。
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2nd Quarter |
9th |
日本と中国の文化の比較2
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日本と中国の衣食住の文化について,共通点と文化違いことを理解する。
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10th |
ミーティング |
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11th |
日本と中国の文化の比較3
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日本と中国のと習慣について,異文化コミュニケーション,人間関係の重要さを理解する。
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12th |
第二言語としての英語習得論 基礎1 |
世界の使用言語における英語の位置づけと役割について理解する。
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13th |
第二言語としての英語習得論 基礎2 |
母語と第二言語における習得方法や到達目標の特徴について理解する。
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14th |
ミーティング |
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15th |
第二言語としての英語習得論 基礎3 |
言語及び非言語コミュニケーションの役割と特徴について理解する。
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16th |
成績確認 |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | Total |
Subtotal | 0 | 20 | 10 | 15 | 0 | 55 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 20 | 10 | 15 | 0 | 55 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |