到達目標
〇哲学を学ぶことを通して論理的に考える方法を身につける。
〇文章で的確に表現する力を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 哲学を学ぶことを通して論理的に考える方法を非常によく身につけている。 | 哲学を学ぶことを通して論理的に考える方法を身につけている。 | 哲学を学ぶことを通して論理的に考える方法を身につけていない。 |
評価項目2 | 文章で的確に表現する力を非常によく養っている。 | 文章で的確に表現する力を養っている。 | 文章で的確に表現する力を養っていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
哲学における代表的な思考方法や研究方法を概観する。
授業の進め方・方法:
講義を中心とする。
事前に行う準備学習:講義の復習および予習を行ってから授業にのぞむこと
注意点:
学生の理解度や関心度に応じて授業計画を適宜、変更する場合がある。成績評価は期末試験によって行う。
本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
学修単位のため、30時間相当の授業外学習が必要である。
授業外学習・事前:授業内容を予習しておく。
授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、さまざまな推論(1) |
演繹の形式と具体例などについて理解する。
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2週 |
さまざまな推論(2) |
帰納の形式や具体例について理解する。
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3週 |
さまざまな推論(3) |
仮説形成(アブダクション)と類推それぞれの形式、具体例、長所・短所などを理解する。
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4週 |
推論同士を組み合わせるときの工夫 |
仮説演繹法と探究の手続きについて理解する。
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5週 |
ソクラテス式問答法と弁証法 |
ソクラテス式問答法のパターン、長所、具体例などについて理解する。
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6週 |
アリストテレスの四原因論 |
アリストテレスによる原因の四分類とその具体例について理解する。
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7週 |
目的論的説明と進化論的説明 |
仮説が事実を説明するときのさまざまなやり方について理解する。
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8週 |
オッカムの剃刀(カミソリ) |
オッカムのウィリアムが議論をするときに多用した手法について理解する。
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2ndQ |
9週 |
フランシス・ベーコンが注意を呼びかけた四つのイドラ |
F・ベーコンのイドラ概念とその四分類について理解する。
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10週 |
デカルトの四つの規則 |
デカルトが学問の方法として提案した四つの規則を理解する。
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11週 |
ニュートンの四つの規則 |
ニュートンが提案した仮説選択の四つの方法について理解する。
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12週 |
ジョン・スチュアート・ミルの実験的探究の方法 |
J・S・ミルが五つにまとめた科学の研究方法について理解する。
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13週 |
反証主義の仮説選択基準 |
カール・ポパーが提案した仮説選択の基準について理解する。
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14週 |
クーンの理論評価基準 |
理論を評価し選択するときの基準としてクーンがどのような基準を提案したのかを理解する。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
期末試験の解説 |
試験の解説。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |