到達目標
1、中国語の文法の特徴及び基本的な会話表現を正確に理解できる。
2、連続した会話文で表現する現代中国事情を適切に理解できる。
3、現代中国事情を理解した上で、同じ話題について日本での身近なことを中国語で正しく文章表現できる。
4、上記の色々な話題を中心にして、身近な現代性のある出来事を中国語で会話表現ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 中国語の文法の特徴及び基本的な会話表現を十分に正確に理解できる。 | 中国語の文法の特徴及び基本的な会話表現を正確に理解できる。 | 中国語の文法の特徴及び基本的な会話表現を正確に理解できない。 |
評価項目2 | 連続した会話文で表現する現代中国事情を十分に適切に理解できる。 | 連続した会話文で表現する現代中国事情を適切に理解できる。 | 連続した会話文で表現する現代中国事情を適切に理解できない。 |
評価項目3 | 現代中国事情を理解した上で、同じ話題について日本での身近なことを中国語で十分に正しく文章表現できる。 | 現代中国事情を理解した上で、同じ話題について日本での身近なことを中国語で正しく文章表現できる。 | 現代中国事情を理解した上で、同じ話題について日本での身近なことを中国語で正しく文章表現できない。 |
評価項目4 | 上記の色々な話題を中心にして、身近な現代性のある出来事を中国語で十分に会話表現できる。 | 上記の色々な話題を中心にして、身近な現代性のある出来事を中国語で会話表現できる。 | 上記の色々な話題を中心にして、身近な現代性のある出来事を中国語で会話表現できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目では、連続した会話文で表現する現代中国事情を理解した上で、色々な話題を中心にして、身近な現代性のある出来事を中国語で文章を書く力と会話をする力を一層深めることを目指す。
※実務との関係
この科目は中国語のネイティブスピーカーである教員が、その経験を活かし、中国語の実際のコミュニケーションに有効な表現等について演習を主体とする形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
「聞く」「話す」「読む」「書く」の四分野における中国語の力を養い、特に話すと会話の力をつけるために、まずは授業の始めに毎回20分間程度で1分間の自由スピーチを行う。次に、新出語句と文法を習得した上で、連続した会話文で表現する現代中国事情を理解する。よりよく理解するため、話題と関連のある中国語資料や、中国映画とテレビ番組の鑑賞などを取り入れることもある。さらに、現代中国事情に関する色々な話題を中心にして、ペアで日本での身近な現代性のある出来事についてスキットを中国語で作ってもらう。最後に、自然な中国語で会話ができるように、スキットの発表と会話指導を行う。
事前に行う準備学習:講義の復習および予習を行ってから授業にのぞむこと
注意点:
学習方法として、毎日の家庭学習をし、予習と復習を必ずすること。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である。
授業外学習・事前:授業内容を予習しておく。
授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス ①「我的暑假」について1分間スピーチ ②第7課「和諧号」の文法と会話文の学習 |
①夏休み中の出来事について中国語で表現できる。 ②中国の高速鉄道のことを理解できる。
|
2週 |
①1分間スピーチ ②「北陸新幹線」についてスキット発表と会話指導 |
①身近な出来事を中国語で表現できる。 ②北陸新幹線の開通により、北陸の変化について中国語で会話表現ができる。
|
3週 |
①1分間スピーチ ②第8課 「万能的“給力”」の単語、文法と会話文の学習 |
①身近な出来事を中国語で表現できる。 ②今の中国社会でよく使われている「給力」という言葉を理解できる。
|
4週 |
①1分間スピーチ ②「我的給力和不給力」についてスキットの発表と会話指導 |
①身近な出来事を中国語で表現できる。 ②今年の「給力」と「不給力」の出来事について中国語で会話表現ができる。
|
5週 |
①1分間スピーチ ②第9課 「两个《非誠勿擾》」の単語、文法と会話文の学習 |
①身近な出来事を中国語で表現できる。 ②中国の「两个《非誠勿擾》」のことを理解できる。
|
6週 |
①1分間スピーチ ②「两个《非誠勿擾》」について会話練習と会話指導 |
①身近な出来事を中国語で表現できる。 ②「两个《非誠勿擾》」を鑑賞後、その内容と理解したことや感じたことを中国語で会話表現ができる。
|
7週 |
筆記試験と会話練習 |
①既習の講義内容について筆記試験を行う。 ②既習範囲の話題について会話練習と問題点の説明。
|
8週 |
中間試験 |
既習の講義内容についてリスニング試験と口述試験を行う。
|
4thQ |
9週 |
①試験返却と解説 ②第10課 「年軽人的榜様」の単語、文法と会話文の学習 |
①既習範囲の文法表現を正しく理解し、応用できる。 ②中国の若者の手本「杜拉拉」のことを理解できる。
|
10週 |
①1分間スピーチ ②「杜拉拉」について会話発表と会話指導 |
①身近な出来事を中国語で表現できる。 ②映画「杜拉拉」を鑑賞後、その内容と理解したことや感じたことを中国語で会話表現ができる。
|
11週 |
①1分間スピーチ ②第11課 「応有尽有」の単語、文法と会話文の学習 |
①身近な出来事を中国語で表現できる。 ②中国の「何でもある―ネットショッピング」事情を理解できる。
|
12週 |
①1分間スピーチ ②「网購とキャッシュレス」についてスキットの発表と会話指導 |
①身近な出来事を中国語で表現できる。 ②中国と日本のネットショッピングとキャッシュレスについて中国語で会話表現ができる。
|
13週 |
①1分間スピーチ ②第13課 「中国里的日本」の単語、文法と会話文の学習 |
①身近な出来事を中国語で表現できる。 ②中国における日本のことを理解できる。
|
14週 |
①1分間スピーチ ②「日本里的中国」についてスキットの発表と会話指導 |
①身近な出来事を中国語で表現できる。 ②日本における中国について中国語で会話表現ができる。
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
成績評価・確認---試験返却と解説 |
既習範囲の文法表現を正しく理解し、応用できる。
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | スキット発表 | 1分間スピーチ | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 70 | 20 | 10 | 100 |