データベース論

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 データベース論
科目番号 0140 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 萩原 信吾

到達目標

1) 基本的な集合演算を説明できる。
2) データベースの正規化について説明できる。
3) 基本的なSQLが説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1集合の演算式に対して、式変形を伴った計算ができる。集合の演算子について説明できる。集合の数式の説明ができない。
評価項目2第1から第3正規化までを理解し、正規化ができる。正規化の意味について説明できる。正規化の説明ができない。
評価項目3複数のテーブルを結合させたようなSQL文を記述できる。単一のテーブルから簡単な検索を行うSQL文を記述できる。SQL文が記述できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では、データベースを実用的に使用できるようになることが目的である。そのために、1) データベースの理論的背景の集合論について習得し、2) データベースの設計、特にテーブルの正規化について理解し、3) それらをまとめ実際のデータベースシステムに対してSQL文を記述し検索ができる、以上のことを目的とする。
授業の進め方・方法:
演習を多く取り入れて、学習内容を確認しながら進める。
注意点:
評価が60点に満たない者は、願い出により追認のための課題を受けることができる。追認課題の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 講義の進め方と目標について理解する。
2週 データベースの概要 データベースの種類や、それぞれの特徴、また有用性などについて学ぶ
3週 集合論 集合の基礎
4週 集合論 集合計算の演算子
5週 集合論 写像と集合
6週 集合論 演習
7週 テーブルの正規化 第1正規形から、第3正規形までの理論とアルゴリズム
8週 テーブルの正規化 演習
4thQ
9週 SQL SELECT、WHEREなどの基礎的なSQLについて学ぶ
10週 SQL GROUP BY などの基礎的なSQLについて学ぶ
11週 SQL 演習
12週 SQL JOINなどの複雑なSQLについて学ぶ
13週 SQL 演習
14週 SQL 演習
15週 期末試験 学習内容の習得状況を確認する。
16週 講義のまとめ 講義のまとめと成績確認を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力4040000080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000