経営情報Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 経営情報Ⅱ
科目番号 0141 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 萩原 信吾

到達目標

1) 行列の概念を理解し計算ができる。
2) 行列式の概念と計算ができる。
3) 固有値と固有ベクトルの概念と計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1行列の概念を十分理解し複雑な計算ができる。行列の概念を理解し計算ができる。行列の概念を理解し計算ができない。
評価項目2行列式の概念を十分理解し複雑な計算ができる。行列式の概念と計算ができる。行列式の概念と計算ができない。
評価項目3固有値と固有ベクトルの概念を十分理解し複雑な場合の計算ができる。固有値と固有ベクトルの概念と計算ができる。固有値と固有ベクトルの概念と計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
経営の情報を分析・理解するためには、統計的手法による分析が必要である。そのための分析手法では回転や空間写像など線形代数を用いたものが多い。そのためその分析手法を理解する基礎として、線形代数が必要である。よって、線形代数を理解しその分析手法の構造を理解する。
授業の進め方・方法:
教員単独で講義による形式で行う。
なお事前に行う準備学習として、以下の前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておくこと
(授業外学習・事後)授業内容の復習を行うこと
注意点:
評価が60点に満たない者は、願い出により追認のための課題を受けることができる。追認課題の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 評価方法や授業内容について説明を行う。
2週 ベクトル解析 ベクトルについて概念が理解できる。
3週 ベクトル解析 ベクトルについて基本的な演算ができる。
4週 線形代数 行列の基本的な四則演算ができる。
5週 線形代数 連立方程式に対して行列を使った掃き出し法で計算ができる。
6週 線形代数 行列式においてサラスの方法が理解できる。
7週 線形代数 行列式の性質が理解できる。
8週 線形代数 行列において正則と逆行列について理解する。
4thQ
9週 線形代数 行列において正則と逆行列について理解する。
10週 線形代数 行列式の余因子展開について理解する。
11週 線形代数 行列式の余因子展開について理解する。
12週 線形代数 行列の固有値と固有ベクトルについて理解する。
13週 線形代数 行列の固有値と固有ベクトルについて理解する。
14週 線形代数 行列の固有値と固有ベクトルについて理解する。
15週 期末試験 学習内容の確認を行う。
16週 成績評価・確認 講義のまとめと成績の確認を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力5020000070
専門的能力300000030
分野横断的能力0000000