到達目標
1. 金融取引の特徴について理解出来る。
2. 通貨の需要と供給について理解出来る。
3. デリバリティブ・証券化・金融政策について理解出来る。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 金融取引の特徴について詳しく説明出来る。 | 金融取引の特徴について説明出来る。 | 金融取引の特徴について説明出来ない。 |
評価項目2 | 通貨の需要と供給について詳しく説明出来る。 | 通貨の需要と供給について説明出来る。 | 通貨の需要と供給について説明出来ない。 |
評価項目3 | デリバリティブ・証券化・金融政策について詳しく説明出来る。 | デリバリティブ・証券化・金融政策について説明出来る。 | デリバリティブ・証券化・金融政策について説明出来ない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義では,これまで学習してきた商学概論Ⅰ・Ⅱ,経済学概論Ⅰ・Ⅱ等の会計系科目を基礎として,金融に関する基本的な知識を現実の経済問題に応用する応用力を修得することを目的として講義を行う。
授業の進め方・方法:
最初に,金融取引の特徴について学習し,さらに,決済システム,通貨の供給と需要,金融市場についての理解を深める。最後に,デリバリティブ,証券化,金融政策,バブル崩壊後の金融不安問題などへの理解を通して,経済の実物的側面と金融との相互依存関係が重要である点を理解する。
【事前に行う準備学習:講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと】
注意点:
【学修単位のため, 30時間相当の授業外学習が必要である】
・授業外学習・事前:授業内容を予習する。
・授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く。
本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることがで
きる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その
評価を60点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
シラバス,授業内容,評価方法等についての説明を行う。
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2週 |
貨幣の意義と基本的機能Ⅰ |
貨幣成立の経緯とその機能について学習する。
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3週 |
貨幣の意義と基本的機能Ⅱ |
貨幣成立の経緯とその機能について学習する。
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4週 |
銀行の基本的機能と役割Ⅰ |
銀行の基本的な機能と役割について学習する。
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5週 |
銀行の基本的機能と役割Ⅱ |
銀行の基本的な機能と役割について学習する。
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6週 |
政府と中央銀行Ⅰ |
銀行の役割と政府の介入による金融市場への影響について学習する。
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7週 |
政府と中央銀行Ⅱ |
銀行の役割と政府の介入による金融市場への影響について学習する。
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8週 |
中間試験 |
これまでの授業内容をもとにして中間試験を行う。
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2ndQ |
9週 |
経営資源と企業Ⅰ |
株式会社の設立方法や株式の取り扱いについて学習する。
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10週 |
経営資源と企業Ⅱ |
企業における経営資源の理解の仕方について学習する。
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11週 |
経営資源と企業Ⅲ |
企業における経営資源の本質について学習する。
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12週 |
M&A戦略と企業価値Ⅰ |
株式の売買等における基本的なルールと企業買収について学習する。
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13週 |
M&A戦略と企業価値Ⅱ |
企業買収方法等について事例を用いて学習する。
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14週 |
M&A戦略と企業価値Ⅲ |
企業買収防衛方法等について事例を用いて学習する。
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15週 |
期末試験 |
これまでの授業内容全てをもとにして期末試験を行う。
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16週 |
答案返却と解説等。 |
期末試験の答案返却と成績確認,解答の解説を行う。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 75 | 25 | 100 |
基礎的能力 | 75 | 25 | 100 |