マーケティング論Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 マーケティング論Ⅰ
科目番号 0149 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 和田充夫・恩蔵直人・三浦俊彦(2018)『マーケティング戦略:第5版』有斐閣アルマ
担当教員 鳥羽 達郎

到達目標

(1)マーケティングの基礎理論を体系的に学習する。
(2)マーケティングの誕生背景と基本概念を理解する。
(3)製品政策の基礎理論と実践を理解する。
(4)販売促進政策の基礎理論と実践を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会科学におけるマーケティング論の目的を詳しく理解している。とりわけ,マーケティングにおける市場の概念や流通とマーケティングのかかわりについて詳しく理解している。社会科学におけるマーケティング論の目的を理解している。とりわけ,マーケティングにおける市場の概念や流通とマーケティングのかかわりについておおよそ理解している。社会科学におけるマーケティング論の目的を理解できていない。また,マーケティングにおける市場の概念や流通とマーケティングのかかわりについて殆ど理解していない。
評価項目2あらゆる主体(企業・非営利組織・個人)のマーケティング戦略について,製品政策と販売促進政策の側面から詳しく理解している。あらゆる主体(企業・非営利組織・個人)のマーケティング戦略について,製品政策と販売促進政策の側面からおおそよ理解している。あらゆる主体(企業・非営利組織・個人)のマーケティング戦略について,製品政策と販売促進政策の側面から殆ど理解していない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
この科目の目的は,マーケティングの基礎理論を理解することにある。最初に,アメリカでマーケティングが誕生した社会経済的な背景を理解した上で,その発展過程について学習する。次いで,マーケティングの実践について学習する。「マーケティング論Ⅰ」では,製品政策と販売促進政策の基礎について学習する。
授業の進め方・方法:
この科目は,講義形式で実施する。配布資料や視聴覚教材を活用し,現実社会における実態と照らし合わせた理解を図る。講義では,受講者とのディスカションを取り入れるために積極的な参加が要求される。
注意点:
(1) 毎回の講義に出席するに際しては,事前に配布する論文や講義で利用する教科書の予習部分を熟読し,「要点」や「質問事項」をノートに整理しておくこと。
(2) 毎回の講義で学習した事項やさならる学習が要求される課題をノートに整理し,自習に繋げる。また,講義の終了時に示す課題や教科書の予習部分について熟読し,要点をノートに整理して次回の講義に備えること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 講義計画と評価方針 講義の目的と計画を理解する。
2週 社会科学の目的・方法とマーケティング 社会科学の目的と方法を理解する。
3週 マーケティングの誕生 米国でのマーケティング誕生の背景を理解する。
4週 マーケティングの基本概念 マーケティング・コンセプトの変遷を理解する。
5週 マーケティングと経済の関係性 マーケティング,流通,商業の関係を理解する。
6週 マーケティングと市場 マーケット・セグメンテーションについて理解する。
7週 マーケティングと消費者行動 マーケティング・リサーチの基本を理解する。
8週 中間試験 講義の理解度を確認する。
2ndQ
9週 製品政策 ①・基礎理論 製品の機能と種類を理解する。
10週 製品政策 ②・ケーススタディー 製品政策の実際を事例を通じて理解する。
11週 製品政策 ③・ケーススタディー 製品政策の実際を事例を通じて理解する。
12週 販売促進政策 ①・基礎理論 販売促進の機能と種類を理解する
13週 販売促進政策 ②・ケーススタディー 販売促進の実際を事例を通じて理解する。
14週 販売促進政策 ③・ケーススタディー 販売促進の実際を事例を通じて理解する。
15週 期末試験 講義の理解度を確認する。
16週 講義と試験結果の総括 講義の理解度と今後の課題を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験授業のまとめグループワーク態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合150001800168
基礎的能力90001000100
専門的能力300040034
分野横断的能力300040034