到達目標
1) 基本的な統計計算が説明できる。
2) データ分析による傾向について説明ができる。
3) 発注量などを数理的に決める手法を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 分散や標準偏差などが、標本と母集団を考慮して、計算できる。 | 基本的な統計計算を説明できる。 | 基本的な統計計算が説明できない。 |
評価項目2 | データの分布について説明でき、時系列分析や回帰分析を用いて分析ができる。 | 分布や時系列分析、回帰分析を説明できる。 | 分布や時系列分析、回帰分析を説明できない。 |
評価項目3 | EOQ式を導け、線形計画法を行うことができる。 | EOQ式や線形計画法を説明できる。 | EOQ式や線形計画法を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義はさまざまな情報を収集・分析する能力を身につけることを目的とする。そのために 1) 対象を目的に合わせてモデル化する方法を学び、2) 実際のデータに対して、その分布の把握や、時系列分析や回帰分析分析を用いた傾向の予測を理解し、3) 数理的に目的とする数値を導く方法として、最適発注量公式や線形計画法を習得する。
授業の進め方・方法:
演習を多く取り入れて、学習内容を確認しながら進める
注意点:
評価が60点に満たない者は、願い出により追認のための課題を受けることができる。追認課題の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
(1)シラバスの説明 (2)Excelの基本操作について復習を行う
|
2週 |
経営活動と情報 (経営情報とは) |
経営活動において情報がどのように利用されるのかについて学習する
|
3週 |
経営活動と情報 (事象のモデル化) |
経営活動における事象のモデル化について学習する
|
4週 |
市場調査と統計 (市場調査) |
市場調査によって得られたデータとその捉え方
|
5週 |
市場調査と統計 (度数分布表) |
度数分布表の特徴と概念について学習する
|
6週 |
市場調査と統計 (ヒストグラム) |
Excelを使用して度数分布表を作成する
|
7週 |
市場調査と統計 (度数分布の特性値) |
散布図と相関関係について理解する
|
8週 |
市場調査と統計 (標準偏差と度数分布) |
統計指標(標準偏差)の概念を学習し、Excelを使って計算できるようにする
|
2ndQ |
9週 |
市場調査と統計 |
演習
|
10週 |
需要予測 (需要予測とは) |
需要予測の概念について学習する
|
11週 |
需要予測 (時系列分析) |
最小2乗法による推定について理解をする
|
12週 |
需要予測 (回帰分析) |
回帰分析と相関について学ぶ
|
13週 |
在庫管理 (在庫の種類と発注量) |
在庫の種類とその影響について学ぶ.また発注量について学ぶ
|
14週 |
仕入れ計画 (シンプレックス法) |
線形計画法を用いて制限を考慮した発注量決定方法について学ぶ
|
15週 |
期末試験 |
学習内容の確認を行う。
|
16週 |
成績評価・確認 |
講義のまとめと成績の確認を行う。
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |