金融・保険論Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 金融・保険論Ⅰ
科目番号 0162 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業中にプリントを配布する。
担当教員 松原 義弘

到達目標

1. 保険の意義・役割,保険の原理・原則,保険の体系・種類について説明できる。
2. 私保険の種類・概要について説明できる。
3. 社会保険の体系・種類・概要について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1保険の意義・役割,保険の原理・原則,保険の体系・種類について正しく理解し,詳しく説明できる。保険の意義・役割,保険の原理・原則,保険の体系・種類について説明できる。保険の意義・役割,保険の原理・原則,保険の体系・種類について正しく説明できない。
評価項目2私保険の種類・概要について正しく理解し,詳しく説明できる。私保険の種類・概要について説明できる。私保険の種類・概要について正しく説明できない。
評価項目3社会保険の体系・種類・概要について正しく理解し,詳しく説明できる。社会保険の体系・種類・概要について説明できる。社会保険の体系・種類・概要について正しく説明できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
保険制度全般に関する基礎的知識(総論)と,各種保険制度の概要(各論)の理解を目標とする。履修者にとって卒業後に実社会で役立つような内容にしたい。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を実施する。
注意点:
・試験の成績を100%(中間試験50%,期末試験50%)として評価する。
・評価が60点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる。追試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする。追認方法及び評価基準は本試験に準じる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,リスクと保険,保険の全体像 シラバス,授業内容,評価方法等についての説明。リスクと保険,保険の全体像について説明できる。
2週 保険のしくみ 保険のしくみ(大数の法則,収支相等の原則等)を説明できる。
3週 保険の分類 陸上保険と海上保険,損害保険と生命保険,元受け保険と再保険,私保険と社会保険の違いについて説明できる。
4週 保険料,保険契約 保険料のしくみ,保険料の構成と算定,保険料の原則について説明できる。保険契約に基づく保険者と被保険者の権利義務について説明できる。
5週 火災保険 火災保険の役割,種類と内容について説明できる。
6週 自動車保険 自動車保険(自賠責保険,任意自動車保険)の役割,種類と内容について説明できる。
7週 生命保険 生命保険の役割,種類と内容について説明できる。
8週 中間試験 これまでの授業内容を基にして中間試験を行う。
2ndQ
9週 答案返却と解説等 中間試験答案を返却し,解答について解説等を行う。
10週 社会保険の概要 社会保険の役割,体系について説明できる。
11週 年金保険(1) 年金保険制度の体系,国民年金,学生納付特例制度について説明できる。
12週 年金保険(2) 厚生年金,障害年金,遺族年金について説明できる。
13週 医療保険 医療保険の体系,給付の内容,高齢者医療制度について説明できる。
14週 労働保険・介護保険 労働保険・介護保険の体系,保険給付とサービスの概要について説明できる。
15週 期末試験 これまでの授業内容全てを基にして期末試験を行う。
16週 成績評価・確認 期末試験実施後,答案返却と成績確認,解答解説を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力450000045
分野横断的能力5000005